年収3000万円の医師は不動産投資でどれくらい収益が得られるのか

成功例に学ぶ

『年収3000万円の医師は不動産投資でどれくらい収益が得られるのか』については、『やり方次第でどれくらいでも』というのが答えの1つになるでしょうが

今回は実例を紹介してくれている動画があったので、そちらを自身の勉強も兼ねて書き起こしてゆきます。

※私は年収3000万円の医師ではありませんが、大変勉強になりました。

※購入した時期は数年前なので、現在の市況とは利回り感が違う点には注意が必要です。この利回り感で探すと、現在の市況ではいつまで経っても買えない可能性が出てきます。

購入した物件 2.8億円の築25年のRC造マンション

購入の目的は『安定した収益の確保』なので、資産管理法人を作って法人での購入を選びました。

個人(所得税+住民税)の最大税率は55%
法人税の最大税率は23.4%
なので、既に3000万円の個人所得があるなら『安定した収益の確保』が目的の収益物件は法人で買うべきです。

【物件概要】
(構造)RC造
(築年数)25年
(減価償却期間)27年
(物件金額)2.8億円(土地1億1200万円、建物1億6800万円)
(購入諸費用)1000万円(土地400、建物600)※業者売主の物件なので、仲介手数料が無く購入諸費用としては少なく見える。
(年間満室想定賃料)2300万円(表面利回り8.21%)
(営業純利益NOI)1700万円(FCR5.86%)

空室損+運営経費は600万円(2300-1700)つまり、年間満室収入の26%という割合で設定されています。

【資金計画】
(自己資金)2000万円
(借入金額)2.7億円
(融資条件)地方銀行、金利1.0%、期間28年、元利均等返済
(元利返済額)1106万円(ローン定数K4.1%)
(税引前CF)594万円(NOI 1700万円-元利返済額1106万円)

総事業費2.9億円に対して、税引き前CFの594万円は2.04%という比率です。
良い比率ですね。

【納税金額】
(営業純利益NOI)1700万円
(支払利息)266.2万円(うち土地分51万円)
(減価償却費)661.2万円
(課税所得)772.6万円
(納税金額)193.2万円(772.6万円の税率25%)
(税引後CF)400.8万円(税引前CF594-納税金額193.2)

総事業費2.9億円に対して、税引き後CFの400.8万円は1.38%という比率です。
よい比率だと思います。

 

年収3000万円の医師はこういった物件を購入してゆけば、1棟目から税引後CFが年間400万円得られるようです。
今回の記事の参考とさせてもらったのは、こちらの動画です。
大変勉強になりました。