たった1つの正攻法~取り崩しを開始する頃に暴落が来たら?を想像してみるとやっぱり正攻法が良かった~

投資理論

私は、今回くらいの「下げ」ではまだ心落ち着いています。
しかしそれは、私の「心」が強いのではなくて、米国株(S&P500)投資を始めてまだ半年程度なので、傷が浅くて済んでいる。
要は事の重大さがわかっていないだけなんですね。

しかも、積立初期に暴落が来るというのはめちゃくちゃラッキーな事ですからね。
関連記事『積み立て中の暴落は不安だが役に立つ

それで喜んでいるだけです。





 

もっと具体的に言います

私はVOO(S&P500ETF)メインに積立投資をしており、現在VOOを113株保有しています。

そしてVOO終値は
2018/03/21 株価249.47
2018/03/22 株価243.27  -2.49%
2018/03/23 株価238.09  -2.13%

と、たった2日間で約4.5%下げましたので

私のこの2日間での被害は、
(249.47-238.09)×113株×104.84ドル/円=13万4817円
(※為替変動を除外した大雑把な計算をしています)

と、たった被害額13万円程度なので、まだ落ち着いているんです。(事の重大さがわかっていないんです。)

これが私の期待どおり、S&P500が20年間年利平均6%で成長してくれたと仮定すると

20年後の私は2億円を運用しているはずです。

2億円の4.5%は900万円です。

2億円もっているとは言え
・・・2日間で900万円の被害は重大ですね。子供じみた事を言いますが、こんなのイヤです。

はい。

私達のように暴落が積立初期に訪れているというのは、めちゃくちゃラッキーな事なんです。

しかし、積立初期に暴落が来たから積立後期には暴落は来ないというものでもありませんので、暴落による被害を避けられるものなら避けたいです。軽減できるものなら軽減させたいです。

 

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暴落による被害を軽減させるたった1つの正攻法

被害を完全に避ける方法なんて「タイムマシンを開発する」しか私には思い浮かびませんので、除外します。

しかし、被害を「軽減」させる方法は存在します。

それが 無リスク(低リスク)資産比率を上げておく です。

どこでも言われている事ですね。しかし、やっぱりこれが(投資のシロウトにとって)暴落による被害を軽減させるたった1つの正攻法です。

要するに
・現金ポジションをしっかり持とう!
・株式だけではなく、債券等も持とう!
という事です。

私は今、積立初期で運用額も少ないので、ほとんどフルインベストです。

株式比率85%です。
(私は生活防衛資金(貯金)2年分も持っていますが、それは今除外しています。)

しかし、今はこれが良いと思っています。少なくともあと数年は私はフルインベストを続けます。

しかし、株式比率85%のまま積立投資のゴール(一旦の目途)を迎えて、このような暴落をくらうと、なんともやるせない気持ちになるのは明らかですので、資産運用の途中からは年齢に応じて株式比率を高めてゆきます。

関連記事『暴落は何度経験しても慣れません。だから100ひく年齢の割合で株式を持つことが大事なんです。



まとめ

現在の私のように
・運用額が少ない人
・積立投資を始めたばかりの人
は、暴落をくらっても浅い傷で済みます。とやかく考えずに「余裕資金はフルインベスト」
これで良いです。

しかし、このような人もこの暴落は良い機会です。今、自分が積立投資(資産形成)のゴール地点に立っていると想像してください。その時に株式比率90%がいいのか、株式比率50%がいいのか等をしっかりと想像してみてください。

そうすると債券比率や現金比率を高める重要性がリアルにわかります。これからの毎日株価変動も、自分が資産形成のゴールにいると想像して見てくださいね。

今は本当に我々積立投資初心者にとって最良の勉強の機会です。
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