Twitterやブログをふらふら読み歩いていると、「こんなに円安になったらドルに換える気失せるわ」や「円安やから今は米国株買うのやめとこ」といった考えを目にしますが、私たちインデックス投資家も同様に円安の今はドル資産である米国株を買うのは待ったほうが良いのでしょうか?
私はそうは考えてはいません。
今は確かに 過去より高いし、高値掴みになる
画像はSBI証券のページよりお借りした、ドル円の10年チャートです。
ここ10年間では飛びぬけてドルの価格が高いのがよくわかります。
こんな所でドル資産を購入するのは高値掴みです。
しかし、私たちインデックス投資家は『過去より高い』『過去より安い』を購入の判断基準にするべきでしょうか。
私はそうは思いません。
私は、将来今より価値が上がっているかどうかを判断基準にするべきだと考えています。
大事なのは過去ではなくこれから
私は将来値上がりする事に期待して、S&P500を中心にドル資産に積み立て投資をしています。
将来の価格が今より上がってくれるのであれば、過去より安い・過去より高いはどっちでも良いです。
また、日本円のまま長期に持っているよりも、S&P500(株式)に変えて長期に持っているほうが有利・増えると考えています。なので、今も日本円をどんどんドルに替えて株を買っています。毎営業日ドル転しています。
短期的には損した・失敗したと感じることもあるでしょうが、長期的にはS&P500に変えて持っててよかったとなるに違いない。それは数十年ぶりの円安が訪れている今から積み立て投資を始めたとしても変わりません。将来的には、あの時(今)積み立て投資を始めて良かったと なると思っています。
続けたらよいし、始めたらよい
今は過去と比べて、円安です。めちゃめちゃ円安です。
しかし、未来と比べて円安かどうかは誰にもわかりません。
わかっているように見えるインフルエンサーがいても、その人も実はわかっていません。その人はわかっているフリをするのが非常に上手なだけです。
また、「わかる」という人が居たらそいつは詐欺師です。
ということで、
円安が進行している今、ドル資産である米国株を買うのは待った方が良いのか?
に対する私の返答は、待たなくて良い。今までどおり積み立て投資を続けたらよいし、今からだって積み立て投資を始めたらよい。です。
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