はい。
私(SPオヤジ)の話です。
Twitterで私をフォローしてくれている方はご存知かもしれませんが、先月(2018/9/7)に買ったTMF(レバレッジ型債券ETF)を先日(2018/10/15)もう売ってしまいました。
金利上昇局面でのレバレッジ債券のヘッジ能力の少なさを認めTMFを全株売却しました。
16.27ドルで330株売却
手数料20ドル
課税額1.60ドルをお支払いして
5,347.50ドル受取反省
— SPオヤジ@S&P500投資親父 (@SPoyaji) 2018年10月15日
ちなみに、購入時のツイートが下。
18.3394ドルで
TMFを330株買付しました
手数料20.0ドル
課税額1.60ドルで
締めて6,073.61ドルお支払い!
参考為替レート111.00円/ドル— SPオヤジ@S&P500投資親父 (@SPoyaji) 2018年9月7日
(売却額)5,347.50$ー(購入額)6,073.61$=-726.11$
(1$=112円で計算すると,81,324円)
8万円以上の損を出しての売却ですから、まさに『投げ売り』です。
もしくは、これを『狼狽売り』とも言うのでしょうか。
モノは言いようですので、良いように言えば
・資産額が小さいうちにこの経験をする事が出来て良かった
・配当金で課税される分の損出し相殺になったので実質の被害は極少
・最小限のダメージで済んだのは不幸中の幸いだ
などと表現して、ごまかすこともできるのでしょうが、
後に同じ轍を踏まないためにも、今回の事は反省としてごまかす事なく書き残しておこうと思います。
Contents
なぜTMFを買ったのか
まとめると理由は2つです。
・タイミング投資の下手さを機械的なリバランスで補うため
・株式(VOO(S&P500ETF))が下落した際のヘッジ(逆相関)を期待したため
※詳細はとても面白くない内容なので、下の余談に書いています。
なぜTMFを売ったのか
売った理由はこれに尽きます
・TMFは私のリスク許容度を超えていた。
※詳細はとてもつまらない内容なので、下の余談に書いています。
今後はどうするのか
迷った時の道しるべ「ウォーレン・バフェット氏の言葉」を再確認して考えてみます。
喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきですらない。
TMFは株ではなく債券ETFですが『喜んで10年持ち続ける』気持ちにはなれませんでした。だからダメだったんですね。今後は『喜んで10年持ち続けられる』ものをリバランスの相手にします。
※VOOは下落最中の今でも『喜んで持ち続け』られています。
初めから売りを考えて買うような株は、10分たりとも持ってはいけない。
TMFは株ではなく債券ETFですが『うまくいかなかったら売ろう』という気持ちはどこかにあったように思います。
だからダメだったんですね。
※私はVOOは20年は保有し続けますが、20年後に売ろうと決めている訳ではありません。20年後私は55歳ですが、その後も保有し続ける可能性だって多いにあります。売りは全く考えていません。
『喜んで10年持ち続け』られて『20年後売らない』という選択肢を取れる商品。
今現在思い浮かぶ候補としては『BND』ですかね。
リーマンショックの時もほとんど値動きしなかったですし、
毎月※ホイミを唱えてくれますし。経費率安いし。
(※毎月分配の事をホイミに例えています。極東マンボさんの例えを拝借。)
※日本国債という選択肢も良いのでしょうが、私は将来的には円安ドル高は進むと信じ込んでいるため、あまり多くの日本円を持つ気は今の所ありません。
最後に
なんか、湿っぽい記事になってしまいました。それも反省です。
なので、最後に少しだけ私らしい事?を言って締めくくりたいと思います。
今は、株式相場も不安定だから、買い増しは様子をみた方がいい?
まぁ確かに下がったら買う&上がったら売るタイプの方はそうかもしれません。
しかし「売るのが20年以上先」の私にとっては、先月も今もそして来月も「買い時」に違いありません。
という訳でTMFを売った資金の約半分でVOOを10株買い増しました。
VOO(S&P500)を252.50ドルで10株買い増しました
手数料11.37ドル
過税額0.90ドル
締めて、2,537.27ドルお支払い— SPオヤジ@S&P500投資親父 (@SPoyaji) 2018年10月16日
これで私のVOO保有株数は212株になりました。
詳細は近日中に書きます。
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ありがとうございます
余談
本当に面白くないですよ⇩
なぜTMFを買ったのか
・『タイミング投資の下手さを機械的なリバランスで補うため』について
私は本当に購入タイミングとかは下手中の下手で、そのあたりをうまく読める人間ではありませんので、何か機械的に判断できる指標が欲しかった。そこで色々とシミュレーションした所、私の試算ではVOO:TMF=9:1,もしくはVOO:TLT=3:1のどちらかで持つのが良いという結果が出ました。
(※TLTっていうのは、TMFのレバレッジなしタイプの事です。)
(※普通はTMFはTLTにレバレッジをかけたものと表現します。)
TMFとTLTで、TMFを選んだ理由はこっちの方が単純にVOOの保有割合を減らさないで済むと考えたからです。
(私は先人の教えのとおり株式は”100-年齢%”分保有するのが良いと考えています。が、私はまだ資産形成初期で生活防衛資金を入れて考えると株式比率がまだまだ小さいので、今は株式比率を上げようとしています。)
そして、VOO:TMF=9:1となるようにリバランスしながら買付(ノーセルリバランス)してゆけば、タイミングも測る必要ないし楽ちんやん。と考えたからです。
・『株式が下落した際のヘッジ(逆相関)を期待したため』について
債券をポートフォリオにたった10%入れただけで、VOOの下落を『とてもマイルド』にできるとはそもそも思ってはいませんでしたので、これはそこまで大きく期待していた訳ではありません。
と、書きまとめていてわかったのですが、S&P500(VOO)100%だとリバランスが出来ないから、何かリバランスの相手が欲しかったんですね。
なぜTMFを売ったのか
TMFをポートフォリオに入れてからというもの,VOOだけ持っている時と比べて株価をチェックする回数&時間が増えてしまいました。
長期投資家にとっては、良くありませんね。
こういう、精神衛生上の悪さもあったためです。
ブル3倍ETFでも、組入比率はポートフォリオのたった10%なので、例えば半値になってしまってもポートフォリオ全体から見ると5%減にしかならない訳ですし、実際私の出したTMFの損額も資産全体からみると僅かな割合です。
「大丈夫大丈夫。債券だって長期で見れば右肩上がり!」
と途中まで思っていました。
が、今後20年にわたって持ち続けよう・リバランスし続けようとは思えない事に気づいたので売りました。
あとは、『金利上昇が(既発)債券価格に及ぼす影響をなめていた』ですね。
はい。反省です。
コメント
SPおやじさま
SP500一本足打法に戻られたのですね。
また、読みます。
ザキヤマさん
ありがとうございます。
しかし、日本円にするか、日本国債にするか、何にするかは決めてないですが、低リスク資産はそのうちポートフォリオに入れます。