投資信託の eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はドル資産です。~為替ヘッジとは~

      2020/02/19

投資信託の eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はドル資産です

 

投資信託の eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) は、円換算して表示されているだけで、ドル資産なので、
円高(ドル安)になれば、それまでに買って持っていた分の評価額は下がってしまいますし
円安(ドル高)になれば、それまでに買って持っていた分の評価額は上がります。

慣れている方は、「当たり前の事やんね?」という感じでしょうが、初心者は意外とこれが理解しにくいんです。

なぜかと言うと、
投資信託(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))は購入時にも、買ってからの評価額にも一切ドル表記が出てこないからです。その上、為替レートの表示も全くありません。だから、ドル資産を持っているという感覚がわかりにくいのです。

今は海外ETFをメインに買い付けている私も、S&P500投資は投資信託から始めました。
(その当時はまだ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がありませんでした。)
その当初私が買っていた投資信託の『iFreeS&P500』について、その頃はよく
「これは円建て資産なの?」
「円安になったらどうなるの?」
「円高になったらどうなるの?」
と、疑問に感じていました。

ですが

安心してください!投資信託の『iFreeS&P500』も『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』もドル資産ですよ!


為替ヘッジなし とは

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) の目論見書を閲覧すると「為替ヘッジ なし」とあります。

そして丁寧に特色の所に

原則として、為替ヘッジは行いません。

● 為替ヘッジを行わないため、為替相場の変動による影響を受けます

と注釈を入れてくれているのですが、初心者には全く意味がわかりません。

初心者:「・・・。 かわせへっじって何?」

という感じでしょう。
私も最初はそうでした。

 

為替ヘッジに関してはコレだけ覚えれば大丈夫です。

為替ヘッジなし=為替変動の影響をモロに受ける=円安・ドル高がすすむと有利

為替ヘッジあり=為替変動の影響をモロには受けない=円高がすすんでも不利になりにくい

 

更に絞ります。

「為替ヘッジなし=為替変動の影響をモロに受ける」

これだけ覚えれば大丈夫です。

 

もうちょっとだけ、為替ヘッジについて説明

※この部分は、読み飛ばしても大丈夫な部分です。
※数値は【2019年8月時点】のものです。

例えば「為替ヘッジなし」の場合、現在1ドル=約106円ですが、円安がものすごくすすみ1ドル=約212円になれば、保有しているS&P500投信の評価額も倍になります。(ここでは株価の変動は無視しています。)
これが「為替ヘッジあり」商品だった場合は、このような超円安になったとしても、評価額は全く変わらず、儲かることはありません。

逆に「為替ヘッジなし」で、1ドル=106円から、超円高となり、1ドル=53円になれば、保有しているS&P500投信の評価額も半分になってしまいます。
しかし「為替ヘッジあり」商品だった場合は、このような超円高となっても評価額は変わらないので、損することはありません。

 

更に余談
ここまで書くと、「為替ヘッジ  ”あり”  と  “なし”  だったらどっちがオススメなの?」と、思われる方もおられるでしょうが、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) は為替ヘッジ無し商品しかないので、これを論じるのは無意味です。
(万が一あったとしても、為替ヘッジを行う際の金利差のコスト分だけ、為替ヘッジあり商品のほうが割高(高コスト)となるので、為替ヘッジあり商品は私はおすすめしないでしょう。)

 

最後に

投資信託の eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はドル資産なので

円安・ドル高になれば、その評価額はあがります。
円高・ドル安になれば、その評価額は下がります。

今回は、これを理解していただくための記事でした。

 

関連記事

※今回の記事は過去に書いたこの記事をeMAXIS Slim版としてリライトしたものです。

 

私は海外ETF(VOO)だけでなく、投資信託(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) )も購入・保有しています。

 

当ブログを初めて訪れた方がおられましたら、ぜひこの記事は読んでいっていただきたいです。

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