S&P500とは、誰でもお金持ちになれる投資商品

      2018/07/11

S&P500とは、誰でもお金持ちになれる投資商品です。ただし、20年以上積立投資を続けられた場合です。長期に積立投資を続けるためには、その商品のことをよく知っていないといけません。

一緒に学んでゆきましょう。

S&P500とは

「S&P500」と言えば一般的には「S&P500指数」のことを指します。

S&P500指数とは、スタンダード&プアーズ社がニューヨーク証券取引所(NYSE(ナイス と読む))及びNASDAQ(ナスダック)に上場している銘柄の中から代表的な500銘柄の株価を時価総額比率で加重平均し、指数化したものです。

※日本ではTOPIX(東証株価指数)がこの 時価総額加重平均型株価指数として有名です。値動きの激しい小規模な株の影響を受ける心配が少ないのがこの時価総額加重平均型株価指数の利点の1つです。

米国株式市場の動きを表す指数として用いられています。
(早い話が、TOPIX(東証株価指数)の米国版がS&P500です。)
(S&P500の日本版がTOPIX。と言うほうが正しいかもしれませんが)

NYダウとS&P500の違い

テレビ等では、米国株式市場の動きを表す指数としては「NYダウ」が主に取り上げられていますよね。米国株投資をしていない人にとっては、「S&P500」よりも「NYダウ」のほうが馴染みがあります。

それでは、この「NYダウ」と「S&P500」にはどのような違いがのあるのでしょうか。

NYダウ

現在のNYダウ(ダウ工業株30種平均株価)組入銘柄がこちらです。

ティッカー社名大雑把な説明
AAPLアップルiphoneの会社
AXPアメリカン エキスプレスクレジットカード会社
BAボーイング飛行機作ってる会社
CATキャタピラーブルドーザーとか作ってる会社
CSCOシスコシステムズルーターとかワイヤレスLANとかを開発した会社
CVXシェブロン石油掘って売ってる会社
DISウォルト ディズニーミッキーマウスを生んだ会社
DWDTダウ・デュポン化学メーカー。ウエットスーツの素材であるネオプレンも開発。
GEゼネラル エレクトリックエジソンが作った会社。航空機エンジンや機器開発の他幅広い事業展開
GSゴールドマン サックス グループ金融会社
HDホーム デポ住宅資材建材のホームセンター。小売りチェーン
IBMIBMコンピューター作ってる会社
INTCインテルパソコンのCPU作ってる会社
JNJジョンソン エンド ジョンソン薬品メーカー
JPMJPモルガン チェース金融会社
KOコカコーラ飲料メーカー
MCDマクドナルドファストフード店
MMMスリーエム総合化学メーカー。ふせんや両面テープだけじゃない。
MRKメルク製薬会社
MSFTマイクロソフトWindows作ってる会社
NKEナイキスポーツ用品ブランド
PFEファイザー製薬会社
PGプロクター アンド ギャンブル日用品メーカー。洗剤とか
TRVトラベラーズ カンパニーズ保険会社
UNHユナイテッドヘルス グループ保険事業&医療サービス
UTXユナイテッド テクノロジーズ航空機エンジンやヘリコプター作ってる会社。航空宇宙部門もあり
Vビザクレジットカード会社
VZベライゾン コミュニケーションズ電気通信事業会社
WMTウォルマート ストアーズスーパーマーケットチェーン
XOMエクソンモービル石油開発・ガソリンスタンド

 

S&P500

対して、現在のS&P500時価総額上位30社がこちらです。※2018年4月確認日時点

ティッカー社名大雑把な説明
AAPLアップルiphoneの会社
AMZNアマゾン・ドット・コムネットショップ「amazon」
MSFTマイクロソフトwindowsの会社
FBフェイスブックSNS「facebook」の会社
JPMJPモルガン・チュース・アンド・カンパニー金融会社
JNJジョンソン&ジョンソン製薬会社。医薬品・ヘルスケア製品
XOMエクソン・モービルエネルギー開発・ガソリンスタンド
GOOGLグーグルインターネット関連製品・サービスを開発
BACバンク・オブ・アメリカ銀行。金融会社
BRK-Bバークシャー・ハサウェイバフェットの投資会社
WMTウォルマート・ストアズスーパーマーケット
WFCウェルズ・ファーゴ銀行。金融会社
INTCインテル半導体チップ(パソコンの心臓部)を作っている会社。
CVSシェブロンガソリンスタンド。エネルギー開発
UNHユナイテッドヘルス・グループ医療保険会社
Vビザクレジットカード会社
PFEファイザー製薬会社。医療用医薬品
CSCOシスコ・システムズネットワーク製品開発する会社
HDホーム・デポホームセンター
TAT&T携帯電話通信会社
VZベライゾン・コミュニケーションズ通信サービス業者
BAボーイング飛行機製造してる会社
ORCLオラクルソフトウェア開発してる会社
KOコカ・コーラ清涼飲料水メーカー
PGプロクター&ギャンブル洗剤や消臭剤を作っている会社
MAマスターカードクレジットカード会社
Cシティグループ金融サービス業者
MRKメルク製薬会社(医薬品・ワクチン製造)
ABBVアッヴィ製薬会社(希少疾病特化)
DISウォルト・ディズニーディズニーランドの会社

 

S&P500のほうが、より他業種に分散できているような印象を受けます。

それと今後の成長著しいと考えられるAI関連銘柄・ハイテク株もS&P500のほうが多いです。

 

NYダウとS&P500の値動きを比較

単純にチャートを重ねて比較してみます。

※1985年2月~2018年4月の月間の終値をプロットしたグラフです
ダウは左軸S&P500は右軸です。

重複している銘柄が多数あることからも、両者は同じような動きをしています。

ですから、投資初心者はダウもS&P500も似たようなもの。
ダウは米国の大型株30種の指標。S&P500は米国の大型株500種の指標。
その値動きに大した差はない。 と、認識しておくだけでも大丈夫です。

※この日ダウは大きく値を下げたが、S&P500は大きく値を上げました。なんて事はありません。下げる日は両方下げて、大きく上げる日は両方大きく上げています。


S&P500に投資するには?

S&P500に投資するには、投資信託を購入する方法、海外ETFを購入する方法、東証上場ETFを購入する方法があります。

投資信託

S&P500株価指数をベンチマークする投資信託は2つあります。

・iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド
・iFreeS&P500インデックスファンド

2017年9月「iFreeS&P500インデックスファンド」が登場するまでは、「i-mizuho米国株式インデックス」の1商品だけでした。しかし「iFreeS&P500インデックスファンド」の登場により、「i-mizuho米国株式インデックス」も「iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド」へと名前を変え信託報酬も0.405%へと引き下げられました。しかし、それでも「iFreeS&P500インデックスファンド」の信託報酬0.243%のほうが低コストです。

この2商品は純資産(投資信託の規模を表す数値。インデックスファンドの場合、純資産が大きいほうがより指数への連動がしやすく良いとされる。)に大きな差はありません。

S&P500投資を「投資信託」を購入する方法で行うのであれば、信託報酬がより低コストである「iFreeS&P500インデックスファンド」を現時点(2018年4月)では選ぶべきです。

 

海外ETF

S&P500に連動する海外ETFはVOO,IVV,SPYの3種類があります。

ティッカー 名称 経費率 純資産(百万米ドル)
VOO バンガードS&P500ETF 0.04% 86,404
IVV I SHARES S&P500ETF 0.04% 140,269
SPY SPDR S&P500ETFトラスト 0.09% 254,957

正直この3つであれば、どれを選んでも良いと思うのですが、私のおすすめはVOOです。販売会社のバンガード社が個人投資家思いの証券会社だからです。

※純資産とは、ファンドの規模を表わす数値。純資産が大きいほど値動きが安定する。(しかし3つの中でもっとも小さいVOOのこの額でも他のETF商品と比べると十分すぎる程に大きいので、安定性でいうと全く問題はない)

海外ETFを購入するなら、証券会社はSBI証券、楽天証券、マネックス証券が「手数料の低さ」「取扱量の多さ」からオススメです。
(※ちなみに私はSBI証券を利用しています。)

 

東証上場ETF

東証上場ETF「1557(SPDR S&P500 ETF)」を買うという方法もあります。

1557とは大雑把にいうと、米国ETFである「SPY」を東証でも買えるようにしてくれた日本人個人投資家向けの商品。

カブドットコムを使えば手数料無料で購入できます。ドルを用意する必要もありませんので、S&P500に少額投資をしたい方には向いています。

しかし、あくまでも「1557」という商品は日本人個人投資家向けの商品です。ですから、機関は購入していません。そのため出来高が低く、約定しずらい印象です。

 

結局S&P500投資はどれの方法がオススメなの?

「S&P500に投資するにしても方法が色々あるのはわかったけど、結局はどれがオススメなの?もうSPオヤジが1つに決めてよ!」と言われたとしたら、こう答えます。

「SBI証券口座を開いて(海外ETFの)VOOを買いなさい!」

海外ETF購入にあたってのネックは割高な買付手数料です。しかし、NISA口座での買付ならSBI証券は「買付手数料が無料」になります。

年間120万円程度=月10万円投資程度、S&P500に投資するなら、海外ETFにしておくべきです。

じゃあS&P500ETFの中でも、なぜVOOなのかって?それは私が買っているからです(笑)

 

補足
上で「たった1つ選ぶならVOOだ!」と言っておいて、ずるいのですが、月の積立投資額が1万円程度の方へはVOOではなく「投資信託のiFreeS&P500をおすすめ」します。

なぜなら、VOOだと「毎月購入」する事が出来ないからです。
VOOは1株から買えるのですが、(2018年5月1日現在)「1株=約242ドル」します。

1株=242ドル=(1ドル=110円)=26,620円

2.6か月お金を貯めてから・・・。っていうのは何か積立投資とは違う気がします。それだと毎月購入より少し続けるのが難しそうなそんな気がしますので、やっぱりおすすめできません。

なので
月10万円程度以上積立投資できる人→VOO
月3~5万円程度積立投資できる人→VOO
月1~2万円程度積立投資できる人→iFreeS&P500
がおすすめです。

 

最後に

S&P500に全力投資する投資家が書いた記事ですので、かなりS&P500を贔屓にした内容です。そういったバイアスがかかった記事であることをご了承下さい。

しかし、S&P500(のETFや投資信託)への投資は投資の知識は不要でありながら、それなりの投資成績を残せるのでやはりおすすめです。私は自分が取り入れてもいない投資方法などをおすすめしたりはしません。事実、私は毎月45万円もの大金をS&P500ETFに投資しています。

 - S&P投資のススメ