2019年の米国株・日本株・欧州株(VGK)・新興国株(VWO)・米国債券(BND,AGG,TLT)・金(GLD)のチャートを確認

      2020/01/11

私SPオヤジは、株式はS&P500だけを買っているとあって、S&P500や他の米国株のチャートは日常的に見ているのですが、その他の地域(日本・欧州・新興国)のチャートや、他の資産(債券や金)のチャートはあまり見ていません。

 

トップの画像では、米国株・日本株・欧州株・新興国株・米国債券・金のチャートを並べてみたのですが、これだけの数を並べてしまうとわかりにくいですね。

という訳で、少しずつ分けてS&P500と比較して見てゆきます。

 

米国株( S&P500 )

まずは2019年のS&P500指数の推移を確認しておきます。

※ドル建てのチャートです。
※縦軸を切ってしまうと、複数のアセットを比較する際には公平性に欠けますので、下限は 0ゼロ にしてあります。

S&P500は、年始が最安値、年末が最高値 という典型的な右肩上がりのチャートでした。

爆上げだった2019年』みたいに言われていますが、縦軸の下限を 0ゼロ にするとまたイメージが変わります。
インデックスらしく、動きはやはり緩やかです。



日本株( 日経平均株価 と TOPIX )

つづいて、日経平均株価のチャートを確認します。

※円建てのチャートです。

同様にTOPIXも確認しておきます。

※円建てのチャートです。

日本株の指数である、日経平均株価も TOPIXも 緩やかに右肩上がりを続けてくれた1年間でした。

 

※下のグラフでは、「ドル建てのS&P500チャート」と「円建ての日本株チャート」を比較するために、日経平均株価 と TOPIX もドル建てに変換しました。
更に、1年の真ん中6月末日の各指数の終値を100として、新たに指数化 して比較したグラフが下記です。

上半期の上がり方はS&P500が目立っているものの、
下半期は日経平均株価もTOPIXもS&P500と同じような動きをしているのがよくわかります。

米国株だけでなく、日本株も好調な1年でした。

 

欧州株(FTSE欧州先進国オールキャップ指数)(VGK)

欧州株の指数として、FTSE欧州先進国オールキャップ指数を見てみます。

海外ETFで言うと、バンガードの VGK などがこの指数に連動する成績を目指しています。
(Vanguard FTSE Europe Index Fund ETF Shares)

※チャートは FTSE欧州先進国オールキャップ指数 ではなく VGKのものです。
※ドル建てのチャートです。

米国株、日本株と同様に緩やかに上がっていったのがわかります。

欧州株でも
1年の真ん中6月末日の終値を100として、指数化してS&P500と並べてみます。

似たような動きをしていますが、上半期も下半期も、欧州先進国株よりは米国株(S&P500)のほうが少し好調だったようですね。

 

新興国株(FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ指数)(VWO)

新興国株の指数として、FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ指数を見てみます。

海外ETFで言うと、バンガードの VWO などがこの指数に連動する成績を目指しています。

※チャートは FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ指数 ではなく VWOのものです。
※ドル建てのチャートです。

1月と12を比べると右肩上がりですが、横ばいな印象も受けます。

新興国株でも
1年の真ん中6月末日の終値を100として、指数化してS&P500と並べてみます。

似たような動きをしていますが、上半期も下半期も、新興国株よりは米国株(S&P500)のほうがやはり好調でしたね。

 

株式同志は、どの地域を見ても、動き自体は似たような動きをしていましたね。
つづいて、株式以外のアセットも見てみます。

米国債券(BND,AGG)(TLT)

米国債券ETFからは、BND,AGG,TLT の3つをピックアップして見てゆきます。

 

まずは、安定した値動きが魅力の債券ETFである、BNDを見てみます。

Vanguard Total Bond Market Index Fund ETF Shares (BND)
※ドル建てのチャートです。

2019年も安定していましたね。

 

つづいて、BNDと同じく、安定した値動きが人気の債券ETFである、AGGを見てみます。

iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF (AGG)
※ドル建てのチャートです。

AGGもやはり安定してた1年でした。

 

つづいて、米国の20年越えの債券を集めたETF、 TLTを見てみます。

iShares 20+ Year Treasury Bond ETF (TLT)
※ドル建てのチャートです。

TLTはS&P500の動きと逆相関する事を期待してポートフォリオに組み入れる米国株投資家も多いETFです。
本当に逆相関しているのでしょうか?
みてみましょう。

 

米国債券も
1年の真ん中6月末日の各指数の終値を100として、S&P500と並べてみます。

BND(緑)とAGG(黄緑)の2つは本当に安定かつ同じ動きをしています。
この2のETFは、毎月分配金が出るのに自身の評価額もほとんど下がらない という、安定・配当を重視する方にはうってつけのETFです。

S&P500(青)とTLT(赤)は、双方とも右肩上がりながら、短期的には逆相関しているのが良く分かります。
例えば
5月はS&P500は下げ続けましたが、TLTは上げ続けています。。
逆に、S&P500は10月以降上げていますが、TLTは下げています。

短期的には、本当に逆相関していますね。
ポートフォリオのリスク(ばらつき)を減らしたいという方に人気があるのが良く分かります。

 



金-GOLD(GLD)

有事の金(ゴールド)と言われる、金の価格とも比べてみます。

金価格の動きは『実物の金』の価格ではなく、手っ取り早くドル建てで確認できる、金ETFの SPDR® Gold Shares (GLD) のチャートを見てゆきます。

※ドル建てのチャートです。

単独・単年で見ると、年始が最低価格で年末には上がっておりS&P500と相関している?とも思うのですが、並べてみるとどうなるでしょうか。

 

金(GLD)も
1年の真ん中6月末日の終値を100として、指数化してS&P500と並べてみます。

このように並べてみると、金(GLD)も、TLT(米国中長期(20年超)債券ETF)と同様に短期的には株式(S&P500)と逆相関しているとわかります。
株式(S&P500)が上がっていた4月,5月は金価格は下げ
株式(S&P500)が下がっていた9月,10月は金価格は上げています。

そして、金 は TLT とは違って、ドル安の際も道連れにはなりませんので(道連れにならない事が多い、というかドル安の際には上がる事が多いので)、ポートフォリオに組み入れるとリスク(ばらつき)が減るというのも納得です。

 

最後に

最後にもう1回、今回確認した全資産を並べたグラフを確認します。

各資産をドル建てにし、
1年の真ん中6月末日の終値を100として、指数化してS&P500と並べたものです。

分散するなら、米国株だけでなく、日本株や欧州株や新興国株などの地域の株にも分散を!と考えがちです。
が、株式はどの地域であれ、2019年も割とそれぞれが相関した動きをしていました。

そして、債券や金は2019年も株とは逆相関した動きをしていました。
債券や金に分散するのも有効だと言われるのもよくわかります。

私はまだ運用資産が小さく、人的資本(これから働いて稼げるであろう金額)が大きいですので、そこまで短期的なリスク(バラツキ)を減らすことを重視していません。
ですから、しばらくは米国長期債(TLT)や、金(GLD)はポートフォリオには入れないでしょう。
しかし、運用資産が大きくなり、人的資本が小さくなってきたら、組み入れることも考えています。

今回は、「2019年の色んな資産の値動きはどうだったのか見てみよう!」という記事なので、大それた結論はなく、これで終了になります。

軽い気持ちで書き始めたら思いがけず、長い記事になりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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