配当金再投資(分配金再投資)で1株購入できるようになれば、配当金(分配金)への意識は大きく変わります。
そして、意識が変われば世界の見え方は大きく変わります。
実際、私は今それを感じています。
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配当金(分配金)のパワー,不労所得のパワーを実感し始めた
先日の記事にも書いたのですが、2018年12月の分配金で252.70ドルを得て、その分配金ですぐさまVOO(S&P500ETF)を222.43ドル/株で1株購入しました。
つまり、不労所得で得た1株です。
はい。
たった1株ですが、これまでに得た分配金とは明らかにレベルの違うパワーを感じています。
2018年12月以前の分配金でも合計すると、1株くらいは購入出来てた訳なんですが、これらが雪だるま式に増えてゆくイメージはあまりできませんでした。
しかし、「分配金で1株購入できた」となると具体的に想像できるようになります。
具体的に想像してみる
この1株を20年間保有し続けたとします。
年利約7.2%で成長してくれたら、20年後には4倍の株価になっています。
( 222ドル⇒888ドル )
悲観的に、年利約3.6%と考えても、20年後には2倍の株価になっています。
(222ドル⇒444ドル)
それに加えて、わずかですが分配金が出ます。
VOO(S&P500ETF)は年4回分配金が出ます。
(※配当金の額は悲観的に見積もって、1回1株あたり1ドルとします。)
(※なぜこの額が悲観的かは次の章で解説しています。)
20年間で80回の分配金、つまり80ドルは得られる計算です。
つまり、かなり悲観的に考えてもこの1株は今後20年間で300ドルを生み出してくれる。
(キャピタルゲイン約220ドル+インカムゲイン約80ドル)
※キャピタルゲイン=値上がり益
※インカムゲイン=配当による利益
そして、
3ヶ月後にはまた分配金が出るので、1株購入できます。
すると
「20年間で300ドルを生み出してくれる株」がもう1つ増える訳です。
そしてまた3か月後には・・・
はい。
分配金で1株買えるようになって、見える世界が少し変わりました。
参考:S&P500ETF(VOO)の分配金履歴(2014年~2019年)
参考までに、VOOの直近6年間の分配金履歴(税引前)を確認しておきます。
2014年
日付 | 分配金 |
---|---|
2014/03/24 | 0.779 |
2014/06/23 | 0.809 |
2014/09/22 | 0.876 |
2014/12/18 | 1.026 |
2015年
日付 | 分配金 |
---|---|
2015/03/23 | 0.984 |
2015/06/22 | 0.902 |
2015/09/21 | 0.953 |
2015/12/21 | 1.092 |
2016年
日付 | 分配金 |
---|---|
2016/03/21 | 1.006 |
2016/06/21 | 0.953 |
2016/09/13 | 0.883 |
2016/12/22 | 1.296 |
2017年
日付 | 分配金 |
---|---|
2017/03/22 | 0.998 |
2017/06/23 | 1.01 |
2017/09/20 | 1.176 |
2017/12/26 | 1.1839 |
2018年
日付 | 分配金 |
---|---|
2018/03/26 | 1.0837 |
2018/06/28 | 1.1573 |
2018/09/26 | 1.2067 |
2018/12/17 | 1.289 |
2019年
日付 | 分配金 |
---|---|
2019/03/21 | 1.4551 |
2019/06/27 | 1.3859 |
2019/09/26 | 1.3014 |
2019/12/23 | 1.4285 |
過去5年間を振り返っても、このように分配金は時が経つにつれ少しずつ増額されていってます。
S&P500を構成する企業のうち,少なくない数の企業が増配(配当金の増額)を行っているためです。
先程の試算では、1回の分配金額は悲観的に1ドルで計算しましたが、実際は徐々に増額されて、ゆくことでしょう。
最後に
株式投資は保有金額には関係なく、増えるにしても減るにしても、そのパーセントは同じなのですが、
不労所得で
10万円の1%である1,000円を受け取るのと、
1000万円の1%である10万円を受け取るのとでは、
そのパワーは、やはりは全く異なります。
「愚直に保有株数を増やし続けよう」
分配金が増えて、そう改めて感じました。
米国株投資は、すばらしいです。
夢が膨らみます。
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