3月後半~4月前半に売ってしまって 現金握ったままこの5月を迎えた人へ

投資理論

タイトルのような人がいるかどうかは知りませんが・・・。
このコロナショック第1波を受けて 2020年3月後半~4月の前半くらいに株を売ってしまった人は、自分のリスク許容度を超えた資産配分(株式比率)になっていたんだと思います。

3月の1カ月間は恐ろしく下げて,4月の1カ月間はとても上がったこの2カ月間 定期の買付を行えなかった人も、もしかすると自分のリスク許容度を超えた資産配分(株式比率)になっていたのかもしれません。

そして、このコロナショックの影響かどうかはわかりませんが、このブログ「S&P500で資産形成」も新しい読者さんの割合が増えて来ましたので、今回は投資を長く続けるために私が大切だと思っている事を書いてゆきます。

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何を信じるかは難しい。何を信じないかの方が簡単

現時点(2020年5月前半時点)で、まだコロナショックは全然終わっていないと私は思っています。しかし一応、第1波は終わりました。私は一応第一波は乗り越えましたw。
(非常に大げさですが)何故私がコロナショック第1派を乗り越えられたかというと、「資本主義経済(≒米国経済≒米国株価)はいずれまた上昇するというのを信じていた」というのが理由の一つです。

しかし、もっと大きな理由があります。
それが 「自分のタイミング投資能力を全く信じていない。」 コレです。

私だって、下落の最中「うわぁ、こんなに下げるの!? 昨日の微下げ程度で売っとけば良かった。」と全く思わなかったと言えばウソになります。
しかし、「絶対まだ下げるよなー」と思ったものの 私は自分のタイミング投資能力を全く信じていないので「一旦売って安くなってから買い戻すなんて、タイミング投資能力がミジンコレベルの私に上手くいくはずない」と思い行動に移すことはありませんでした。
「売って」「買い戻す」というこの2回のタイミング投資は 私にとって非常に高いハードルに見えます。
私みたいな者が成功させられる可能性は 50%×50%=25% よりも低いと、本気でそう思っています。

コロナショック第一波の最中、「現物株ならまた上がるから信じろ」とか「インデックス投資なら信じて大丈夫」という言葉をかなり見かけました。
これも大事ですし、間違いでもありません。
しかし それよりも「自分のタイミング投資能力を信じるな!」「まだ下がるなんている自分の予想を信じるな!」といったように 何を信じないか を決めておくことを私はおすすめします。

何かを信じ続けるのは難しいですが、何かを信じないのは意外と簡単です。
私のように自分のタイミング投資能力を信じないのはオススメです。

心の底から本当に信じてはいけませんw

 

リスク許容度 資産配分(株式比率) の見直しも大切

何を信じないか を決めたら次に、リスク許容度(資産配分(株式比率))の見直しを行うのも大切です。

例えば コロナショック第一波も、株式:現金の比率 90%:10% で迎えるのと、10%:90% で迎えるのとでは、まったく別物のように受け取れるはずです。
このように、80%:20%だったらどう感じるだろう? 70%:30%だったら?
と数字を変えて自分で妄想してみて、しっくり来る割合を探って下さい。

そんなこと考えている時間は無いですか?

「まだまだ下げるよな・・」とか「2番底が来ないのかな・・」とか、妄想する時間があるのですから、株式比率の見直しを妄想する時間が無いとは言わせませんw

そして3月の下げ相場でしっくり来る割合を見つけたら、次に必ずこれは行ってください。
見つけたその割合で4月の上がっていく数字を見て妄想して下さい。
3月でしっくりくる割合でも、4月の妄想では満足できなかったらやり直しです。

もしも 妄想をやってみて、それでもしっくり来る比率を見つけられなかった方には、株式比率を(100-年齢)% にすることをおすすめします。
アメリカの古典的な教えです。私もこの比率を採用しています。私はとてもしっくり来ています。

最後に

「あの時売るんじゃなかった」「あの時買っておけばよかった」と後悔し、それを修正して「次は暴落時も売らないぞ」とか「下がった時に買うぞ」などと決意するのは大きな間違いです。
こんな再現性の低いものをどうこうしようと考えること自体が間違いです。

後悔するのなら、資産配分(株式比率)がリスク許容度を超えていたことを後悔しましょう。
そして、そこを修正しましょう。

私は本や先輩ブロガーのブログを読んで
・資本主義経済を信じる(信じ続けられる株を買う(とりあえずS&P500がオススメ)
・自分のタイミング投資能力を信じない
・株式比率を(100-年齢)%に保つ
こういった手法は再現性が高いと考えて、実行に移し、今の所うまくいっています。

私みたいな者がうまくいっているんですから、これは割と再現性が高い方法です。

3月後半~4月前半に売ってしまって、現金握ったままこの5月を迎えた人は真似してみてください。

また株式投資の世界に戻ってきては!?

でも・・・。
こんな事を書いた矢先に、コロナショック第2波が来たら・・・。
ごめんねw

 

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本文中でも妄想することが大事と書きました。私は妄想力が高い人が昔から好きでした。ですから、関根勤さんなんかは大好きです。その影響で娘さんの関根真理ちゃんも大好きなタレントさんですね。
話が脱線しましたが、過去にも「色々と妄想してみる事が大事」という記事を書いていました。その代表作がこの記事です。

 

私のタイミング投資能力はミジンコレベルだと書きました。その証拠に私は2020年3月は恐ろしい程の高値で買付をしています。月間最高値の方に近い値段で高値掴みをしています。

 

しかし私は過去にシミュレーションを行い、月間最高値を掴むことなど怖れるに足りない事だという事も知っています。発表当時かなり評判の良かった記事です。読んだことの無い方は是非読んでいって下さい。

 

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