金利上昇による調整局面到来だ!! 暴落に発展するか⁉
と、2018年10月現在米国株市場はちょっとピリピリしています。
という、2018年に書いた記事の再掲(リライト)です。
2022年3月現在、ロシアVSウクライナ戦争やら、ロシア&中国のユーラシア大陸連合構想やら、それに対するNATOや、EU・アメリカがどう動くのかについてもピリピリしていますが、これら以上に株価を揺さぶっている原因は、アメリカの金利上昇だと私は考えています。
ウクライナの方が亡くならないで欲しいというのと、ロシアが北朝鮮化しないで欲しいと切に願いますが、私個人ではどうしようもできない問題なので、以下、お金の話だけしてゆきます。
Contents
不安な時は長期チャートでも見ましょう
ピリピリした気持ちを鎮めるために、S&P500の超長期チャートでも眺めて今後の妄想をしてみます。
SPオヤジによる初心者のための金利上昇と株価の逆相関ミニ解説
国債の金利が上昇する。
つまり、国債を買うとたくさん利子が付くようになる。
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株式投資みたいにリスクを取らなくても、国債買っとけばそれなりに増える。
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債券(国債)にお金が集まりやすくなる
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株式市場にお金が集まりにくくなる
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株価は上がりにくくなる(下がりやすくなる)
S&P500の超長期200年チャート
私の弱小ブログにたどり着いている方の99%は既に目にした事はあるだろうグラフです。
ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」から引用した図です。
上図は1802年に1ドルの価値だったもの(資産)は200年後の2003年には実質いくらの価値になったかを示したものです。
株は597,485ドルになっています。何と約60万倍!!ちなみにこの株というのはS&P500の事です。
つまりS&P500買って持ち続けるだけで、何十年か後には何倍にも増えているという事です。
どの年代のどの時点で買っても大丈夫です。
株に続いて上昇しているのが国債(米国債)ですね。長期国債が1,072ドル.短期国債が301ドルになっています。
続いて金ですが、これは1.39ドル。200年保有し続けてもほんの少ししか増えていません。
そして最後にドル(現金)ですが、悲しいかな0.07ドルになってしまっています。
※1ドルを200年保有したら0.07ドルになるってどうゆう事?1$はいつまで経っても1$でしょ?と思った方へ
インフレの影響を調整した後の図ですので、こんな事になっています。
1ドルを大事に200年間握りしめていたら、インフレの影響で購買力としては7セントの価値になってしまうという事です。
もっと大雑把に、日本的に言うと「ワシらが子供の頃は、100円あったら家族みんなで腹いっぱい食べられた」とお爺さんが言っている。アレです。
これを見て私は余裕資金(すぐには使わない現金)は株式(S&P500)に変えて持っておこうと考えました。
S&P500だって今買うと、もしかすると1カ月後や半年後は下がってしまうかもしれませんが、10~20年もっておけば、まぁ間違いなく上がりますよ。
10年~20年寝かせておける現金があるのなら、私は買います。というか、買っています。
200年チャートの続き15年
書籍「株式投資の未来」では2003年までのチャートになっていましたが、現在は2018年10月です。
2003年~2018年10月までの答え合わせはできますので確認しましょう。
※黒の右肩上がりの直線はSPオヤジがテキトーに引いた線なので、細かい所は気にしないで下さい。
2003年~2018年で約3倍になっています。
表にはありませんが、2018年時点でS&P500指数は3000を超えられていませんが、暴落中の今(2022/3)でさえS&P500指数は4000を軽く超えています。2021年の最高値では4800を超えていました。
今後20年
そして、我々個人投資家が最も気になる今後20年です。
※ここからは、本当に個人の妄想の世界になってくるので、そのつもりで読んで下さい。
今後20年間S&P500の株価はどうなるでしょうか?
上図の①,②,③だったらどうなると思いますか?
私は当然①になると思っています。
そう思ってなきゃ、S&P500長期積立投資なんてやってません。
・・あまり大きな声では言えませんが、もっと言うと、対数グラフにしての直線右肩上がりなので、上図の①よりもさらに上がると思っていますw
ついでなので,対数グラフの図⇩も作りました。
20年後S&P500指数が10,000になってる っていうのも全然夢じゃないです
・・と、今回もかなり妄想強めの記事になってしまいました。
『今後20年』の章は本当に妄想なので、注意してください。
(私はそうなると本気で思っていますが)
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