全世界債券。それがFTSE世界国債インデックス(WGBI)

債券

外国債についても日本国債と同様、証券会社から直接外国債を買い付けるという方法もありますが、1,000ドル単位でしか売買できなかったりとポートフォリオに組み入れにくい場合があります。

やはり、私達一般の個人インデックス投資家がポートフォリオに組み入れ易い債券は少額でも売買が可能な、債券インデックス(投資信託)や、債券ETFになってきます。

そして、全世界株式がVTなら、全世界債券はWGBIです。

本日はこの全世界債券ことWGBI(FTSE世界国債インデックス)についての記事です。
(※全世界債券っていう呼び名は私が勝手に言ってるだけです。)


Contents

スポンサーリンク

投資信託型-債券

WGBIの前にまずはこちらをご覧ください。

SBI証券の投資信託ページで
・ファンド分類「国際債券」
・買付手数料「無料」
・信託報酬「0.54%以下」
と選択すると16種類の債券に絞りこめます。

下表は、ここから更に「ベンチマーク:なし」と「バランス型」のファンドを除外した13種類のファンドの簡易情報一覧です。

ファンド名信託報酬ベンチマークその他
ニッセイ 外国債券インデックスファンド0.1836%FTSE世界国債インデックス除日本
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス0.1836%FTSE世界国債インデックス除日本
たわらノーロード 先進国債券0.1836%FTSE世界国債インデックス除日本,為替ヘッジなし
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり)0.216%FTSE世界国債インデックス除日本,為替ヘッジあり
SMT グローバル債券インデックス・オープン0.54%FTSE世界国債インデックス除日本
iFree 新興国債券インデックス
0.2376%JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス・エマージング・マーケット・グローバル・ダイバーシファイド
三井住友・DC外国債券インデックスファンド0.2268%FTSE世界国債インデックス除日本
外国債券インデックスe0.54%FTSE世界国債インデックス除日本
iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンド0.351%FTSE RAFI エマージング インデックス
iFree 外国債券インデックス0.1944%FTSE世界国債インデックス除日本,為替ヘッジなし
SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.54%FTSE世界国債インデックス除日本,為替ヘッジあり
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.2052%FTSE世界国債インデックス除日本
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)0.2052%FTSE世界国債インデックス除日本

この13種類のファンドのうち、11ファンドが「FTSE世界国債インデックス(除く日本)」をベンチマークにしています。
(※名称変更前の「シティ世界国債インデックス」との表示のままのファンドもあったのですが、同じ指数の事を言っているので、その部分は当サイトでは書き換えて表示しています。)

為替ヘッジって何?

為替ヘッジとは、大雑把に言うと
為替ヘッジなし⇒「為替の変動を素直に受け入れるよ」という方はこっちを選んでください。
為替ヘッジあり⇒「為替差損はなるべく受けたくない」という方はこちらを。(※為替差益も減ります。)(※為替ヘッジありのほうが高コスト(信託報酬が高い)の場合が多いです。)
(私は長期投資する方へは為替ヘッジなしをオススメします。)

(※為替ヘッジについて表記のない投資信託はヘッジなしと思っておいて大丈夫です。)

 

FTSE世界国債インデックスとはどんなものなのか見てゆきましょう。

FTSE世界国債インデックス(WGBI) とは

大雑把にいうと、世界の主要国(23か国)の国債をギュッとまとめた指数です。

組入23か国表(2018年8月時点)

カナダアメリカメキシコ
オーストリアベルギーフィンランドフランス
ドイツアイルランドイタリアオランダ
スペインデンマークノルウェーポーランド
スウェーデンスイスイギリス南アフリカ
オーストラリア日本マレーシアシンガポール

※先に紹介した投資信託及び下で紹介する「1677」はここから日本を除いた22カ国で作るサブ指数をベンチマークとしています。

時価総額型の指数ですので、アメリカの比率が大きくその他の国は小さいというVTとよく似た構成となっています。

 

WGBIを買う方法は?

上で出て来た投資信託を買う方法と、東証ETFで、1677(上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型 )を購入する方法とがあります。

それではこの1677の過去のチャートを見てみましょう。


※チャートは日本経済新聞のページからお借りしました

1677は毎月分配型なので、分配金を再投資すればもうほんの少しだけ右肩上がりの結果になります。

VTとの逆相関性は、あまりありません。

【参考】下表はVTの10年チャートです。(四半期足)

※画像はSBI証券のページよりお借りしました。

関連記事

「為替ヘッジ」について書いた記事です。

 

「債券」について書いた基本的な記事です。



最後に

私はまだ運用資産が少ないので、株式100%というバカ丸出しなポートフォリオを組んでいますが、近いうちにポートフォリオに入れる債券を何にするか決めたいと考えています。

今回はWGBI(FTSE世界国債インデックス)をより深く知るべくWGBIについて書いてみましたが、資産形成期初期である私の今のポートフォリオに入れるのは見送ることにします。しかし、世界によく分散された良い債券だと思いますので、WGBI(東証1677)は取り崩し期(セミリタイア後)のポートフォリオに入れるのは検討の余地はありそうです。

 

ブログランキングに参加しています。
⇩応援いただければうれしいです。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
米国株に投資を行う仲間のブログ
にほんブログ村 株ブログ 海外ETFへ
海外ETFに投資を行う仲間のブログ
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
インデックス投資を行う仲間のブログ

コメント

  1. 匿名 より:

    1677も日本を除くです