このタイトルは、2016年にヒットたドラマ『逃げ恥』=逃げるは恥だが役に立つ 風にしたのですが、気付いていただけたでしょうか。
(※え!?「逃げ恥」って2016年なの? うそだそんなに前じゃないでしょ?⇒いえいえ2016年です。うそだと思うのなら、調べてみてください。 光陰矢の如しです。)
『逃げ恥』風に今回のタイトルを省略するなら、『暴落不安』ですかね。それとも『積立不安』か・・・。いずれにしても嫌な略称になってしまうので略すのはやめておきます。
暴落がどう役に立つのか シミュレーションで証明いたします
シミュレーション条件
年率5%で成長する株に毎月3万円20年間積み立て投資するとします。
①、暴落も何もなく、きっちり年5%で成長
②、積立投資を始めてすぐ50%暴落するが3年で回復
③、積立投資を始めてから10年後に50%暴落するが3年で回復
④、積立投資終了が近づいて来た時に50%暴落するが3年で回復してちょうど積立終了を迎える
※②、③、④、も暴落&その回復期間以外はきっちり年5%で成長するものとする。
※やりたいシミュレーション条件をチャートにすると⇩こういうことです。
そして、実際に毎月3万円積立をシミュレーションした結果がこちらです。
(横軸は月数)(縦軸は評価額)
①暴落なし:1233万1010円
②すぐ暴落:1335万7504円
③真中暴落:1297万4663円
④最後暴落:1278万4915円
※投資額はいずれも720万円
で、②すぐ暴落>③真中暴落>④最後暴落>①暴落なし との結果になりました。
時期はいつであれ暴落があったほうが、どれも「①暴落なし」よりも良い結果になっています。
暴落を経験することで、最大100万円(720万円の約14%)もの差がでています。
今回は、年利5%でシミュレーションしましたのでこの程度の差ですが、S&P500だと年利7%も期待できますし、2017年のような年利20%が続く可能性もゼロではありません。(20年もそれが続くのは限りなくゼロに近いとは思っていますが)
そうであれば、この差はさらに開きます。
更にシミュレーション期間(投資期間)を30年や40年に伸ばしてもこの差は更に開きます。
極論を言うと『暴落は訪れてくれたらラッキー』なんです。
特に積立投資を始めてすぐに訪れてくれたら超ラッキーなんです。
(※しかし、2017年からのこの上げ相場があと20年続くのであればそれが最もラッキーであることは言うまでもない。)
まとめ
「積み立て中の暴落」は「不安」だが役に立つ!
米国株の長期積立投資において、『暴落』のデメリットは、一時的に『不安』になる。これだけである。
そして、『逃げ恥』のガッキーは何回みても可愛いですね!
カワ(・∀・)イイ!
石田ゆりこさんは綺麗ですしねぇ。
素晴らしいドラマですね。
コメント
いつも為になる記事ありがとうございます。
暴落時にナンピン買いしようとかは考えていますか?
あくまで現金 30%:S&P500 70%の比率を守っていきますか?
コメントありがとうございます。
暴落時にも、現金-30%:S&P500-70%の比率は崩さない予定です。
暴落時に、生活防衛費以上に余裕資金があれば、その余裕分だけ資金の追加投入はするかもしれませんが、それでも30%:70%の比率は保ってやります。
しかし、子供たちが旅行に行きたがったりしていれば、暴落時であっても余裕資金は旅行費等にまわします。
老後の蓄えもしたいですが、今の人生を楽しむのも大事にしたいです。
子供が、子供らしい期間って人生のうちでかなり短い貴重な時間ですから。
お子さんがお子さんらしい時期は限られていますんものね。
私は個別株を選定して利益を稼げる力はないので
暴落時はSPXLでナンピン買いしようかなと思ってます。
もちろん生活に被害がでないレベルでですが。
人生にはそれぞれ色々な価値観があり
その中でお金の比率がどの程度なのかってのもありますよね。
SPXLは、正しく使えばすごい武器になりそうですね。