ドル転は月1回で良いのか毎日または毎週が良いのかシミュレーションしてみてわかりました

      2018/04/12

私は現在、月1回「さあ、そろそろS&P500ETF(VOO)を買おう!」と思った日にドル転(※円をドルに転換すること)しているのですが、以前の記事に、「毎営業日、円をドルに外貨積立してドル転している」とのコメントをいただきまして、その方法にも非常に興味を持ちましたので、月一回のドル転と、毎営業日のドル転と、ついでに週1回のドル転と、どれが良いのか&私に合っているのか、過去のデータを基にシミュレーションしてみました。

年間結果円高に進んだ2010年のデータでシミュレーション

2010年の為替変動グラフはこちら

NISA枠と同じ年間120万円をドル転するとそれぞれ何ドルになったのでしょうか。

・月1回(毎月初)だと、毎月10万円ドル転し、結果$13,628.34に。

・毎日(毎営業日)だと、毎日4,597.70円ドル転し、結果$13,705.27に。

・週1回だと、
毎月曜、毎週2万3076.92円ドル転し、結果$13,694.27に。
毎火曜、毎週2万3076.92円ドル転し、結果$13,715.09に。
毎水曜、毎週2万3076.92円ドル転し、結果$13,691.11に。
毎木曜、毎週2万3076.92円ドル転し、結果$13,715.31に。
毎金曜、毎週2万2641.51円ドル転し、結果$13,710.46に。

2010年のデータだけでのまとめ
『毎日≒毎週>毎月初』の順で良い結果となりました。

しかし、最も結果の良かった週1回木曜を100%とすると、最も結果の悪かった毎月初でも99.37%と、0.67%の差。$86.97の差、円換算すると(現在の近似値112円/ドル)9740円の差

 

年間結果円安に進んだ2014年のデータでシミュレーション

2014年の為替変動グラフはこちら

NISA枠と同じ年間120万円をドル転するとそれぞれ何ドルになったのでしょうか。

・月1回(毎月初)だと、毎月10万円ドル転し、結果$11,402.05に。

・毎日(毎営業日)だと、毎日4,597.70円ドル転し、結果$11,361.47 に。

・週1回だと、
毎月曜、毎週2万3076.92円ドル転し、結果$11,363.79に。
毎火曜、毎週2万3076.92円ドル転し、結果$11,356.97に。
毎水曜、毎週2万2641.51円ドル転し、結果$11,348.95に。
毎木曜、毎週2万3076.92円ドル転し、結果$11,374.52に。
毎金曜、毎週2万2641.51円ドル転し、結果$11,363.38に。

2014年のデータだけでのまとめ
『毎月初>毎日≒毎週』の順で良い結果となりました。

しかし、最も結果の良かった毎月初を100%とすると、最も結果の悪かった毎週水曜でも99.53%と、0.47%の差。$53.10の差、円換算すると(現在の近似値112円/ドル)5947円の差

 

長期に2000年~2017年の18年間のデータでシミュレーション

この18年間の為替変動グラフはこちら

NISA枠と同じ年間120万円をドル転するとそれぞれ何ドルになったのでしょうか。
今度は、120万×18年間=2,160万円 と元が大きいので、結構な差になるかもしれません。

・月1回(毎月初)だと、毎月10万円ドル転し、結果20万7206.55ドルに。

・毎日(毎営業日)だと、毎日4,602.60円ドル転し、結果20万7192.11ドルに。

・週1回だと、
毎月曜、毎週2万3027.72円ドル転し、結果20万7210.58ドルに。
毎火曜、毎週2万3027.72円ドル転し、結果20万7245.83ドルに。
毎水曜、毎週2万3003.19円ドル転し、結果20万6967.47ドルに。
毎木曜、毎週2万3003.19円ドル転し、結果20万6947.97ドルに。
毎金曜、毎週2万3003.19円ドル転し、結果20万6931.48ドルに。

2000年~2017年の18年間のデータのまとめ
『火曜>月曜>毎月初>毎日>水曜>木曜>金曜』
の順で良い結果となりました。

最も結果の良かった毎週火曜を100%とすると、最も結果の悪かった毎週金曜でも99.85%と、0.15%の差。$314.35の差、円換算すると(現在の近似値112円/ドル)3万5207円の差。

この結果を見て『じゃあ今後も毎週火曜日にドル転するのが良いんだな』と結論づけるのは大間違いです。

この結果は、『どの方法をとっても大差ない。切り取る期間によって変化するだけである』と結論づけるべきです。


そして、私の結論

・2000年~2017年の18年間のデータで、ドル転は、毎日or毎週or毎月どの手段でも大差ないとわかりました。

・2014年のデータから、投資期間が、結果円安に進むのであれば、毎月初にドル転するのがほんのちょっとだけ有利かもしれないとわかりました。

・私は、積立投資の一旦の目途を2038年に定めています。そして、2018年から2038年の長期で見ると、円安に進むと予測しています。

以上より、今後も今までどおり毎月初(月のなるべく前半)に毎月購入する予定分だけドル転をしてゆくのが私には合っているようです。

 

私以外の方でもし悩んでおられる方は、ご自身が今とっておられるその方法が最適です。へんに変えてしまうと「あの時変えなきゃ良かったのかな」と考えてしまうストレスの素となっていまいます。どの方法が良いなんて無いのです。

 

迷ったり、わからなくなったときはシミュレーションしてみることで、考えがまとまります。

今は、シミュレーションの元となるデータがネットですぐ手に入るので、とても良い時代です。良い時代に生まれた我々はとてもラッキーです。

今後も長い積立投資がんばっていきましょう!仲間がいるから頑張れます。

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