株式市場は「底打ったか!?」と思わせるのが得意だが我々は当てるのが苦手

投資理論

株式市場は「底打ったか!?」と思わせるのが得意です。

今、株式市場は不安定なので、「まだ下がるかも!?」「いや底打ったかも!?」と、私たちを揺さぶってきています。

株式投資を始めてまだ短い方は、結構困惑されているかと思います。
それもそのはず、我々は株価が底を打ったと当てるのが苦手です。
自分が苦手で 且つ 相手が得意な分野で戦うのは圧倒的に不利なので、やめましょうという話です。

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「まだ下がるかも!?」「いや底打ったかも!?」の愚

特殊能力者以外、明日や1週間後の株価がどうなっているかなんてわかりません。

そして何かのヒントを得ようと、このページを見に来ている時点でアナタはその特殊能力者ではありません。
特殊能力者は私のブログを読みに来ません。

「まだ下がるかも!?」「いや底打ったかも!?」
アクティビティとして心底楽しめている変態の方は別に良いと思うのですが、そうでなければ、株価に毎日一喜一憂するのはやめたほうが良いです。

もし、リーマンショックぐらい長引いたりしたら、ホント、精神的に疲れてしまいますよ。

リーマンショックの時も何度も「底打ったか!?」があった

下グラフは、リーマンショック時のS&P500指数の推移グラフです。

今、4000を楽に超えているS&P500指数ですが、リーマンショックの底では600台だったんですね。
半年以上に渡って、1400から600台と半値以下になるまで下げまくりました。怖いですねー。嫌ですねー。二度と経験したくないですねー。
って、今回の論点はそこじゃありません。
話を元に戻します。

リーマンショックを今チャートで確認しようとすると、
通常”月足”とかでみる事になるので、
ただただ落ちていっただけのように見えますが、
実はそうではなく、「底打った♪」と思わせる動きが、
大きなものだけでもグラフのとおり4回もありました。

小さな反発を入れると、
何度「底うった?」と思わされる事でしょうか、
数えたくもありません。




今は、株式投資以外の事に時間と労力を使うべき

株価の底が当てられる特殊能力を持った人は、株式投資にリソース(時間と労力)を割いても良いかもしれません。
しかし、そうではない多くの人は(私も含め)、株式投資は自分にとって心地よい株式比率を保って放置する。
そして、余った時間と労力は、勉強する時間に使ったり、本を読む時間に使ったり、技術を身に着ける事に使ったりする。
もしくは今を楽しむ・遊ぶ事に使うほうがよっぽど良いでしょう。
株式投資の結果としても、そのほうば長期的には報われます。

プロもアマも多くの人が売買を繰り返していますが、長期的にはS&P500指数やVT(全世界株式)に勝てていない人の方が圧倒的に多いのです。

これは統計ではっきりと出ています。

だから、「まだ下がるかも!?」「いや底打ったかも!?」と予想しないで済む方法で、株式投資を続けましょう。

 

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