インデックス投資家は「守りつつ」リバランスで下げ対策

      2018/02/06

※今回の記事は、私や他の投資家の勧めるとおり、私もS&P500(投資信託orETF)1本で投資をしようかなorそれを始めたばかりの初心者投資家に読んでほしい記事です。

以下、文中に出てくる「株」は「S&P500ETF」or「S&P500投資信託」と読み替えて解釈してください。

 

リバランスとは

まずは、正しい解説を引用しておきます。

リバランス 初めてでもわかりやすい用語集 SMBC日興証券 より引用
複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。 時間の経過とともに相場が変動し、当初決定した資産配分が変わっていきます。 そこで、定期的にその資産配分の比率を計画どおりに修正します。

理解している人にはわかる説明ですが、私が今よりも初心者だった頃は「この説明」を読んでも理解できなかったでしょう。

私流に大雑把に説明すると、リバランスとは、「株一本ではなくて、現金(買付余力)の割合を決めて毎月積み立てしておけよ!その方が暴落時精神的に楽だから!長くやってると決めたそのバランスが崩れ始めるから定期的に調整しろよ!」というものです。

 

インデックス積立投資家で「下げを不安に感じる」なら、株式1本ではなく、精神安定剤として現金もポートフォリオに組み入れるべき

(※暴落が来ても20年以上はホールドできる!という方は株式1本のほうがパフォーマンスは良くなります)

私は、株:現金の比率を70%:30%に保つようにしています。

仮に「株を700万円(評価額)」、「現金を300万円」持っているとしましょう。

①期待している年利(月利)どおり上昇した場合

「年利6%(月平均0.5%)成長する株」と「現金」に毎月計10万円積立しているのであれば、1ヶ月後には株の評価額は0.5%UPするので、比率は

700万3500円:300万円=70.01%:29.99%になります。

70.0%:30.0%に戻すには、翌月の投資用資金10万円のうち、

6万8950円を株に、3万1050円を現金に回せば、再度70%:30%に戻ります。

 

②1ヶ月で20%の下げがあった場合

1ヶ月間で、株が20%下げたとしたら、700万円:300万円だった、その比率は

株:現金=560万円:300万円=65.1%:34.9% となります。

これを70%:30%に戻すには、翌月の投資用資金10万円のうち、

10万円全てを株にまわしても、(560+10=)570万円:300万円=65.5%:24.5%で、バランスが戻りません。

この場合は、10万円全てを株にまわすのに加えて、現金300万円のうちから39万円を株購入にまわす。こうしてバランスを70%:30%に戻すことを「リバランス」といいます。

609万円(560+10+39):261万円(300-39)=70.0%:30.0%

仮に毎月10万円株1本への全力投資であれば、安くなったタイミングでもいつもと同じ10万円分しか買えません。それに対して、上記の例では49万円分安値買いが出来ています。(※暴落時の短期的視点では、

もう1つ、これが良いのは、作業としては「崩れたバランスを整える」という、数値で機械的に判断できる作業で、結果的に「安くなった株を大量に購入」することが出来る所です。

更に良い点は、ここから翌月にかけて予想外に更に下げてしまった場合でも、またリバランスを行う事で「もっと安くなった株を大量に購入」することが出来るという点です。

暴落時でも、安くでいっぱい買えてるからいいか!と気持ちが楽になります。

 

リバランスは毎月行うと、逆にパフォーマンスを落とすんじゃ?

はい、その通りです。通常、リバランスは毎月行うとパフォーマンスを落とします。

しかしこれは「株:債券」のようなポートフォリオで、リバランスにより取り崩す際に「利益確定」しないといけない場合、「税金」や「手数料」が多くのしかかるので、パフォーマンスを落としますよ。という意味合いが強いです。

上で紹介したような、「株:現金」のポートフォリオにおける下げ相場でのリバランスでは、「リバランスによるパフォーマンスの低下」はありません。

(ただし、現金が入っている分だけ、株式1本よりはパフォーマンスは落ちます)

 

まとめ

・S&P500関連1本への積立投資はオススメ
・「S&P500:現金」の割合を決めてポートフォリオを組む
・リバランスは、キツい下げが何度来てもその場その場で機械的に判断し安く大量に購入できるので、精神安定剤になる

 

※2018年2月6日記事を訂正しました。
リバランスは「守り」の手法であって「攻め」の手法ではありません。
初回投稿時、「攻め」の手法であるかのような表現で書いておりました。
大変申し訳ありませんでした。

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