※米国株投資を始めて、数カ月の頃に書いた記事です。今現在はこのようなポートフォリオでも、このような考え方でもないのですが「初心者が陥る無根拠な強気」がよくわかるので、そのまま残しています。その前提でお読みください。
先日、リバランスの事を記事に書いていて、私のポートフォリオ『S&P500:現金=70%:30%』って、株式1本と比べて、どれぐらいパフォーマンス落としているのだろうと気になりました。
そして、『何があっても狼狽売りなどしないメンタルも育ってきたぞ』『別に、株式1本でもいいんじゃないか?』という気になってますので、
過去データを用いてシミュレーションしてみます。
シミュレーションの条件
・S&P500指数の2000年1月~2018年1月までの月間データを用いて検証。
・毎月3万円投資に回すとする。
・株式1本の場合と、株:現金=7:3でポートフォリオを組んで毎月随時リバランスもした場合を比較。
・ポートフォリオの違いによる差を検証したいだけなので、為替変動は無視。
・指数=株価(円)と仮定して計算する。
・この株は投資信託のように1円単位まで購入できるものとする。
いきなり結果のグラフです。
結果
株1本(青) は、¥13,159,931
株:現金=7:3は、¥10,778,938
積立額(黄緑) は、¥6,510,000 という結果になりました。
結構な差が出ます。投資額が約650万円なのに、約240万円(650万円の約37%)もの差が出ました。
結論
・2000年~2011年くらいまでの、上げ下げが激しい相場だと、現金をポートフォリオに入れていることによるパフォーマンス低下は表面化してきていません。 むしろ、下げを緩和するのに一役買っているメリットが目立つ。
・2012年~2018年1月までの上げ相場では、株式1本でリスクをとっている方のメリットが大きく表れています。
つまり、「上げ相場」であれば、リスクをとって株式比率を高めると高パフォーマンス。
また、「下げ相場」or「上げ下げ相場」では、現金比率があっても株一本でも、それほど大きな差は出ていない。もし暴落に耐えられるのなら、タイミングは難しいが、現金比率を下げて買い込むべき。
という事なので、私は今後は株式比率を高めても良いかもしれません。
自分のルールを少し改定して、株:現金=70%以上:30%以下 に、コントロールする。 のほうが、良いかな。改定するかもしれません。
~追記~
いやしかし、2/6朝起きてびっくり。大きく下げましたね。S&P500指数で、4.1%ダウンですか!もうちょっと眺めながら今後の行動を考えます。爆戻しは無いでしょう。知らんけど。
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