ドル転で犯した私の1022円のミス

分析・比較

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ドル転でミスを犯していました

手数料を「21銭/ドル」も多く払っていました

私はこれまでSBI証券で、VOO(海外ETF)買い付ける際に『円貨決済』を選択して購入していました。
(※円貨決済とは前もってドルを用意していなくても、買い付ける際にその金額分だけ自動で円→ドルに替えてくれるというもの)

この『円貨決済』時の『ドル転手数料※』は1ドルあたり25銭。
(※正しくは為替手数料)

しかし、もっと手数料の安い方法がありました。

まずSBI銀行※で円をドルに替えてから、そのドルを外貨即時決済サービスにてSBI証券へ移し、購入時に外貨決済を選択するという方法。(※正しくは住信SBIネット銀行)
この方法での『ドル転手数料』は1ドルあたり4銭。

え?たった21銭の差でしょ?

いえいえ、21銭もの差です。

少しの差が長期になり額が大きくなると、その差を実感します。

計算してゆきます。

私は11月と12月にVOO(海外ETF)をそれぞれ11株と9株購入しています。

11月の約定金額は2,609.64ドル
12月の約定金額は2,195.46ドル、この2か月の合計は4,869.1ドルです。

「4,869.1ドル」×「21銭の差」=1,022.5円

2か月で1,022.5円も余分に使ってしまいました。

私は少なくともあと20年はS&P500への積立投資をする予定なので、

1,022.5円(2か月分)×6=6,135円(1年間での差)

6,135円×20年=122,700円

20年で12万2700円の差に

早いうちに気付いてよかったです。2か月分の1,022円のダメージで済みました。危ないところでした。

今後はSBI銀行でドル転してから買い付けます。

 

あと、文中に盛り込めなかった内容を

Q&A形式で補足します。

Q1、為替手数料の21銭の差よりも、1日の為替変動のほうが大きいから、そっちを気にして安い日(円高の日)に買ったら?

A1、確かに為替は1日で21銭以上動きます。しかし為替のように予測できないものと、確実に減らせる手数料とを横並びにして考えるのはおかしいです。もしも「明日になったらもうちょっと円高になるから明日買おう」って予測ができるのであればFXをやっています。私はFXはやりません。

 

Q2、SBI証券のFX口座を使ったら、もっと安くドル転できるよ? 1万ドル単位だけど、為替手数料0.5銭/ドルだよ。めちゃくちゃ安いよ?

A2、為替手数料だけで考えると確かにこの方法が一番安いです。しかし私の買い方だとVOOを1万ドル分買い付けるのには約5ヵ月かかります。私は今後円安が10年単位とかの長期でみて進むと考えていますが、半年以内くらいであれば円安になるか円高になるかは全く予想すらできません。予測できないものはドルコスト平均法で買い付けるのが良いと考えていますので、やはり買う日にその日使う分だけSBI銀行でドル転します。もし、いっぺんに1万ドル以上買い付けることがあれば、この方法をとります。

 

最後に

お金の勉強はしたらその分だけ、すぐに実践できるのですごく楽しいです。

いや、S&P500が調子良いからそう思えているだけかもしれません。明日暴落が来てもうろたえないよう、相場から退場にならないように気を引き締めてゆきます。

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コメント

  1. 匿名 より:

    ドル転についてです。

    私は、住信SBIネット銀行で外貨積立を利用して毎日(営業日)、8000円をドルにしています。

    • SPオヤジ より:

      ドル転も毎日積立にすると、為替変動リスクが更に平準化されてより良いかもしれませんね。まったく頭にありませんでした。非常に興味を持ちました。検討させてもらいます。コメントありがとうございます。