「お前はアルファベットばっかり並べて何を言っているんだ?」というこの比較。
直近のピークにほぼ戻ったETFがありましたので、経過観察を記事にしてゆきます。
前回この比較「VOO,VTI,VYM,VIGそれぞれこの2018年2月はどう下げた?ついでにVOOGとVOOVも比較。」では、下記6種類を比較させてもらいました。
・VOO S&P500ETF(米国大型500社の株)
・VTI 全米株式ETF(米国ほぼ全企業の株)
・VYM 米国高配当株式ETF
・VIG 米国増配株式ETF
・VOOG S&P500グロースETF(S&P500のうちの成長株)
・VOOV S&P500バリューETF(S&P500のうちの割安株)
が、今回2種類「比較銘柄入れ替え」を行いました。
・VTIを外しました(理由:VOOと「ほぼ同じ動き」をするため割愛)
・VIGを外しました(理由:高配当系ETFをVYMのみに絞った。VIG派の方すみません)
・DIAを追加しました(理由:前回の記事に「DIAも入れては?」とアドバイスをいただいたため)
・1321を追加しました(理由:日経平均株価は日本人投資家なら全員興味あるため)
今回は下記6種類を比較
・VOO S&P500ETF(米国大型500社の株)
・DIA ダウ平均ETF(米国大型30種の株)
・VYM 米国高配当株式ETF
・VOOG S&P500グロースETF(S&P500のうちの成長株)
・VOOV S&P500バリューETF(S&P500のうちの割安株)
・1321 日経平均上場投資信託(日本の大型225社の株)
米国ETFは5種類とも、直近の最高値は2018年1月26日でした。1321(日経225)のそれは1月23日でした。それぞれ直近のピーク時の株価を100として比較します。
それでは、比較したグラフです。
米国ETFが5種類全て2018/2/8を底値に反発しているのに対し、1321(日経225)は2/14の底値を3/5に再度割り、未だにピークより10%以上下げた状態です。
やっぱり米国株はすごい
「日経平均なんてダメだな・・・」ではなく「米国株がすごい」。
DIA(ダウ30)、VYM(高配当)、VOOV(バリュー株)は直近のピークから10%下げた後、もう半分戻しています。
S&P500は、直近のピークから10%下げた後、もう4分の3戻しています。
VOOG(グロース株)は10%下げた後、もう元に戻しました。(正確には99.6%までしか戻してませんが、四捨五入で100%と考えて良いでしょう)
最後に
この2ヶ月程の短期を切り取ると、米国株ETFは下げるときは一緒。しかし上げる時はそれぞれの特徴が出る。
それなら、下がった時に買い増すのはVOOG(成長株)にする。っていうのが賢いのかもしれません。
私はS&P500のみへの投資を20年続ければ資産形成の目標額にたどり着けるので、S&P500ETFのみで良いと思っていますのでやりません。が、基本はVOO(S&P500ETF)を積み立てて、リバランスやナンピン買いやではVOOG(成長株)を買うっていうのも、S&P500をアウトパフォームする方法の1つになるでしょうね。
ともかく、2017年から米国株投資家になっといて良かった。
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