私が個別株投資をやっていたとしても、きっとアマゾン株には手が出せていません。
アマゾンの直近5年の株価チャートがこちらです。
5年前の1月アマゾンの株価は260くらいでした。それで今は1400くらい。5倍以上になっています。しかも5年前の2013年って、今と同じように日本でもみーんなアマゾンの事は知ってましたからね。そんなすでに巨大な状態からの5倍ですからね。とんでもないことです。
他の多くの皆様と同じように私も、アマゾンはまだまだ成長すると見ています。
それなのに、アマゾン株には手が出せない。
なぜか? (私がインデックス投資家だから個別株はやらない。という理由ではなく)
現時点(2018年1月29日確認時点)でPERが約330もあるからです。
「PERとは?」私のような初心者はコレだけ理解していれば良い
PERが低い=割安な株。しかし、大衆はこの企業の株価上昇にほとんど期待していない。
PERが高い=割高な株。しかし、この企業の株価はまだまだ上がると大衆に期待されている。
※以下に、マトモなPERの解説も引用しておきます。
「PER」の意味と使い方を教えてください。 … この1株当たり利益に対し、株価が何倍まで買われているかを表したのが株価収益率(Price Earnings Ratio)です。 この倍率の高低でその会社の投資価値を判断します。 例えば、前期の1株当たり利益が20円、現在の株価が400円ならPERは20倍です。
「PER」の意味と使い方を教えてください。 | 日本証券業協会
www.jsda.or.jp/manabu/qa/qa_stock32.html
ちなみにPER=14が標準的な数値と言われています。(諸説あり)
そして、アマゾンの現在のPERは約330です。
330÷14 ≒ 23.5
言うなれば、他の標準的な株よりも現在、アマゾン株は23.5倍も割高なんです。
決算が悪ければ株価は当然下がりますが、これだけPERが上がっていると決算が悪くなくても「今までのような驚異的な成長→普通によく成長」と少し成長に陰りが見えただけでも、株価は大幅に下がります。
大げさな話、23.5分の1にまで落ち込む(PER=14に戻る)可能性だってあります。
え?アマゾン1本でいこうとするから難しいんだよ。個別株でも10銘柄以上に分散させれば大丈夫だよ。
(に対する私の返答)→バランスを取りながら10銘柄以上も優良株を選定できる能力のある方はそれが良いでしょう。しかし、私を含めた投資初心者は10銘柄ですらどれを選んだら良いのかがわかりません。
などと言って、アマゾン株には手を出せない私ですが、実はS&P500(ETF&投資信託)を介して間接的にアマゾンの株主であります。
アマゾン株欲しいですよね。だって、本当にまだまだ伸びそうですもん。けど、やっぱりPER=330は怖い。そんな方にも向いているのが、S&P500(ETFや投資信託)への投資です。
S&P500ETF(VOO)のアマゾン株の構成比率は1.76%です。なんということでしょう。迷っている私達のためにアマゾン株の構成比率をそっちで決めてくれています。
これを買っている私。資産のうちの1.76%はアマゾンです。これぐらいの割合なら、PER330だって怖くないです。しかも、アマゾンが上がった日はたいていS&P500も上がっているので、株主であるという感覚も満たされています。
まとめ
アマゾンってすごい会社だよなーと思う投資初心者はとりあえずS&P500を買って、間接的にアマゾンを保有してみてはいかがでしょうか
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コメント
私もVOOに投資しています。
Amazon、Alphabet、Apple、Facebook、バークシャー、エクソン、J&J等、
米国の鉄板銘柄で構成され、大変安心感がありますよね。
コメントありがとうございます。
大変安心感があります。
VOO(をはじめとするS&P500インデックス)があるおかげで、私のような初心者は大助かりです。