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S&P500に積立投資を行う際、投資信託と海外ETFとどちらで行うのが良いのか
(計算してみて初めてわかりましたが、たいした差はありませんでした)
条件は
- SBI証券で取引を行っている。
- 購入の20年後(2038年)まではホールドする。
- 為替は現時点近似値:$1=¥114 で計算する。
- 値上がりや、値下がり、為替変動は無考慮とする。
という、超大雑把なシミュレーションです。
2017年11月現在、S&P500 インデックスファンドで、私の考える低コストな投資信託代表は『大和-iFree S&P500インデックス』です。 対して海外ETF代表は『バンガード S&P 500 ETF(VOO) 』ですので、この2つを比較します。
コストの基本情報
信託報酬は、iFree S&P500 が0.243%、VOOが0.04%
買付手数料は、iFree S&P500 が無料(ノーロード)、VOOが約定代金の0.45%(手数料下限5ドル/上限20ドル)
ということなので計算しなくても1回の買付金額が少額ならiFree S&P500が有利、1回の買付金額が高額ならVOOが有利。また長期保有するならVOOが有利。ということがわかります。
その分岐点がどこなのかを探りました
結論から言うと
20年間保有するのであれば1株分の購入であっても、VOOが低コスト
バンガード S&P 500 ETF(VOO)の現在値は、1株=$237=¥27,018
なので、27,018円分購入するとしてシミュレーションします。
・iFree S&P500は、(購入手数料:0円)+(信託報酬:27,018円×年率0.243%×保有年数20年)=1313円
・VOO(海外ETF)は、(購入手数料:下限5ドル(570円))+(信託報酬:27018円×年率0.04%×保有年数20年)=786円
iFreeだと1,313円、VOOだと786円
という訳で、この条件で考えるとVOOが低コスト。
ちなみに1株分購入であれば、10年保有まではiFreeが低コスト。11年以上保有するならVOOが低コストとなりました。
ちなみに2株分購入であれば、5年まではiFreeが低コスト。6年以上保有するならVOOが低コストとなりました。
長期ホールドをする予定の私はVOOを買うべきですね。
とはいえ、VOOは分配金が出るので再投資の手間&コスト&課税、自動積立ができない手間、為替リスク発生、などデメリットも多いです。
対して、iFree S&P500 なら、自動積立を設定してあとはほったらかし。本当にほったらかしにできます。楽です。
しかし、通貨も分散させるべきという点で考えるとで資産を保有しておくVOOのメリットも相当あります。
いやしかし、コストの最小化が目的だとVOOかもしれないが、リターンの最大化を狙うなら複利効果がMAXな(分配金なし)iFree S&P500が良いのでは?
って言いだすと終わりませんね。
結論。どっち買っても大丈夫!大差ない!好みの問題。
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