後輩に聞かれました
「うちの会社って退職金もらえるんですか?」
20代のお前が30代の俺にそんなん聞くか!? とは、言わずに優しく答えました。
「ちょっとくらい、もらえるんちゃう? ・・・知らんけど!※」
(その後、後輩には退職手当関係のページに付箋を貼った就業規則を、そっと渡してあげました。)
※余談『しらんけど【知らんけど】』
この言葉は大阪弁の1種で、「全く知らない」「一部しか知らない」「詳細までは知らない」というすべての意味で使えます。
例えば、ウケを狙い 調子に乗って話を膨らませ過ぎてしまった・・・、取り返しがつかなくなりそうや、ヤバイ・・・。そんな時に最後に言いましょう「しらんけど」
はい、このように使います。これを言うだけで全てが帳消しにされる便利な言葉です。
大阪では友人・同僚等の間柄では非常によく使われています。本文中の私の使い方だと、「もらえることは知ってるけど、退職した人がいくらもらったのかその額までは知らない。」という意味になります。
いくら大阪でもビジネスの話では絶対つかいませんからね。
【SPオヤジによる大阪弁講座】
大卒者の退職金平均2156万円
さて、大阪のうちの会社のことは置いといて、
退職金制度がある会社はすべての会社のうち約75%です。(2013年厚生労働所調べ)
そして、大卒者の退職金(60歳時)平均は2156万円です。(2013年厚生労働省調べ)
2156万円って大きい額に思えますが、22歳の新卒君が入社時に「うちの会社に入ってくれてありがとう。60歳まで頑張って働いてね。うちは退職金出ないけど、入社祝い金は出るんよ。」って165万円もらうのと同じ事なんです。
どういうことかと言いますと。
22歳の新卒君が入社した時に、会社は165万円分『S&P500ETF』を購入します。
あとは38年間放っておくだけで、60歳の定年退職さん用の2158万円の出来上がりです。
※お遊び計算のため、税金等は無視しています。
※放っておくだけとしていますが、分配金再投資はもちろんします。& 38年間会社を安定経営するってのも大変なのですが。
※年率平均7%の運用を仮定しています。
遠い将来の大金は、近づけてみると案外大した金額ではないんです。
なので、退職金がドカンともらえる会社よりも、昇進したらガツンと年収が上がる会社よりも
若いうちから給料をシッカリもらえる会社(職業)のほうが圧倒的に有利って事です。(※ただし、米国株で長期の資産運用を行う人間に限る)
なので、うちの会社は退職金がたとえ少なくとも、良い会社だなと思います。給与評価に社歴や年齢は関係ないですから。
初年度は400万円台で、50代あたりから1000万円を超える会社よりも
50代になってもまだ800万円台の可能性アリだが、2年目から600万円もらえる、うちの会社のほうが資産形成には有利です。
就活前の大学生が私のブログを読んでいることは無いと思いますが、もし私の声が届くならこう伝えたい。
50代の平均年収などどうでも良い。20代、30代の
平均年収で比較をしなさい。
で、副業OKの会社。
今の時代、夫婦共働きが当たり前となったように、今後は夫婦共働き+副業が当たり前になります。
必ずそうなります。
だから副業を禁止している会社はやめておきなさい。
そんな会社は、ブラックだ!
・・しらんけど
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