「鬼速PDCA」の書評-本のとおりにPDCAを回し続ければ必ず成功する-

読んだ本

株式会社ZUUの代表である冨田和成氏の書いた「鬼速PDCA」を読みました。

このブログ記事のタイトルは本について書いたという事がわかりやすいように”書評”としましたが、この本は実用書です。

実際、本の冒頭で著者自身がそう述べています。
1度通して読んでみて、私も「これは実用書だ」とわかりました。

実用書の「読書感想文」を書くという事自体がナンセンスです。
ですが、SPオヤジ自身のために初回通して読んだ際にどう思ったのか「読書感想文」を書き残しておきます。

以下、よろしければお付き合い下さい。



Contents

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この本に近い本

「実用書」と言われても、抽象的すぎでわかりにくいです。
具体的に、この本に近い本の例をあげます。

「スノーボード上達法」
「冠婚葬祭マナーブック」

こういった本が、この「鬼束PDCA」に近い本です。

「スノーボード上達法」を1度読んだだけでは、スノーボードはうまくなりませんよね。
本を読む→雪山へ行って実際にやってみる→何度もやって出来るようになる→他のテクニックも覚えたい→本を読む→(以降、繰り返し)
このようにして「読んでやってみる」を繰り返すことで、スノーボードはうまくなります。

「冠婚葬祭マナーブック」を1度読んだだけでは、全てのマナーを覚えられませんよね。
こういう時どうするのが正しいマナーなんだろうと思う→本で調べる→やってみる→(以降、繰り返し)
このようにして「わからない時に調べる」を繰り返すことで、マナーは身についてゆきます。

はい。
鬼速PDCAは「読んでやってみる」「わからない時に調べる」というように使う本です。

 

PDCAを回すのは簡単な事ではない

PDCAを回して、どんどん前へ成長して進んでゆくのだ。
PLAN(計画)
DO(実行)
CHECK(検証)
ACTION(調整)
そしてまたPLAN(計画)へ。

社会人なら誰もが1度は聞いた事があるでしょう。

しかし、この本を読んで自分が過去にやったPDCAがなんと薄っぺらいものだったのかがわかりました。
鬼速PDCAを回すのは簡単な事ではありません。

 

例:「商品が売れない」についてPDCAを回すために

筆者は、計画を立てる際にはまずは「因数分解」することを推奨しています。
(数学でいうところの因数分解そのものの事ではありません。)
(「因数分解」=「原因を分解していく」という認識でOK。)

例えば「商品が売れない」という問題を解決したいのであればこのように因数分解します。

「商品が売れない」
なぜ?
⇒①「高い」「質が悪い」「ブランド力が低い」「販売チャンネルが悪い」「需要がない」
販売価格が「高い」のはなぜ?
⇒②「原価が高い」
「原価が高い」のはなぜ?
⇒③「業者のいい値」「交渉が下手」
「業者のいい値」で買っているのはなぜ?
⇒④「他に業者を知らない」
どうすれば解決する?
⇒⑤「業者開拓」

と、このように5段階程掘り下げて考えることを推奨しています。
※枝分かれしていく全てについて5段階掘り下げるべきだとは筆者も言っていません。しかし、重要なもののいくつかは5段階程、掘り下げて考えるべき。

はい。これがPDCAのPです。
Pだけでここまでやるのです。

ここまでやるのが鬼速PDCAなのです。

これをやり続けるのが鬼速P・・・・



読んだ感想

このようにPDCAそれぞれについて細かくやり方が解説された本です。
文章の端々から、筆者がこれらの方法を実際にやってこられたというのが感じ取れました。

はい。
「読んでやってみる」を繰り返さないのならば、この本を読む価値は全くないです。

しかし「読んでやってみる」を繰り返すのであれば、この本の方法で絶対にうまくいきます。
絶対に出世します。
絶対に収入は増えます。

かなり再現性が高いやり方です。
自己流でやるよりも、鬼速流でやる方が明らか良いです。
しかし、一朝一夕で身につくものでもないです。

真似するだけで良いですが、真似し続けられる人は少ないでしょう。

「読んでもやらない」人がほとんどでしょう。
「読んでやってみる」人は少しは居るでしょうが、
「読んでやり続けられる」人はごく僅かでしょう。

というのが読んだ感想です。

 

2016年10月発売の本ですが、これをプライム会員なら無料で読めるって、アマゾンさんは神やでホンマ!

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