お金はゆっくり増やす方が良いです。プロダクトライフサイクルで解説

投資理論

お金はゆっくり増やすのが良いです。

「宝くじの高額当選者のほとんどは不幸になる」
「ギャンブルで稼いだ金はすぐ消えてなくなる」

とか1度は耳にしたこともありますよね。

私はこれらを『プロダクトライフサイクル』にあてはめて考えてみて、腑に落ちましたのでご紹介いたします。

 

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プロダクトライフサイクルとは?

日本語に直すと『製品寿命サイクル』(とはあまり耳にしませんが)

製品寿命といっても「家電を買って壊れるまで」の寿命ではなく、「ある商品が世に出てから、流行をへて、廃れてゆくまで」のビジネスモデルとしての寿命のことを主に言います。

導入期、成長期、成熟期、衰退期 の4つに分けて考えらえることが多いです。

手作りの雑な図で失礼いたします⇩
縦軸は売り上げ高、横軸は時間と思って見てください。

過去には、1つヒット製品を出したらそれで20年は稼ぎ続けられる(成熟期が20年)と言われていたのですが、今はそれが10年、5年、3年とどんどん短くなってきています。

業種によってその期間の長さは違えど、このサイクルがどんどん短くなっているというのは、あらゆる業種共通で言われています。

また、

・導入期&成長期が短ければ、成熟期&衰退期も短い
・導入期&成長期が長ければ、成熟期&衰退期も長い

ともよく言われます。

 

プロダクトライフサイクルは色んなことにあてはめられる

例えばお笑い芸人さん。

一時期人気者だった、ラッスンゴレライの『8.6秒バズーカ』さんをあてはめてみましょう。

導入期:よしもとのお笑い養成所(NSC)に入る
成長期:ラッスンゴレライがYouTubeから一気にヒット
成熟期:テレビやCMでひっぱりだこ
衰退期:お見かけすることはなくなりました

8.6秒バズーカは、導入期も成長期も短かったので、成熟期も短かったですよね。

続いて今、大変人気者の『出川哲郎』さんをあてはめてみましょう。

導入期:ウッチャンナンチャンらと劇団SHA・LA・LAを立ち上げ
成長期:リアクション芸人としてテレビに出続ける、ドッキリ芸人としても欠かせない存在になる
成熟期:今、テレビやCMでひっぱりだこ
衰退期:まだ来ていません
(衰退期は、出川さんのドッキリや過酷ロケが『年寄りいじめ』に見え始める頃でしょうか)

出川哲郎さんのように導入期も成長期も長かった人は、成熟期も長く、そして衰退期もきっと長いので、まだまだテレビで我々を笑わせてくれるでしょう。 出川さんは、きっとまだ成熟期の前半です。

 

「宝くじの高額当選者のほとんどは不幸になる」 「ギャンブルで稼いだ金はすぐ消えてなくなる」

は、図解するまでもないですね。

宝くじもギャンブルもこんな感じです。

導入期:稼いだお金をかける
成長期:大当たりしてお金が増える
成熟期:よく考えずに使ってしまう
衰退期:あんなにあったのにと後悔する

対して、S&P500インデックスや、米国株高配当銘柄への積立投資はこんな感じ⇩

導入期:稼いだお金をかける
成長期:20年以上かけてゆっくり増える
成熟期:使い道も20年以上かけてゆっくりと考えてあるため計画的に使える
衰退期:計画的に使って減ってゆくのなら幸せです

 

まとめ

お金って、早く増えて欲しいです。 しかし、こう考えると『積立投資でゆっくりとお金持ちになる』のも良いもんだな。と思いませんか? 私は良いと思っています。

余裕資金でやっているのなら、暗号通貨や、FXもいいですし、宝くじに夢を馳せるのも良いと思います。
手っ取り早く3億円手にしたら、その時点から裕福なアーリーリタイヤ生活ができますからね。

しかしまぁ私はS&P500に期待できる、年率5~7%程度の雪だるま式複利の効果が得られればそれで良いので、S&P500インデックスへの投資を続けます。

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