喜ばれる贈り物。それはコスパの悪いものです。金持ちの贈り物はコスパの悪いもの

お金の勉強

最も喜ばれる贈り物は「コスパの悪いもの」です。

投資ブログ仲間や投資ツイッター仲間の意見を聞いていると、投資家の間では「コスパの悪いもの」は忌み嫌われています。

そりゃあそうです。

投資家に限らず「コスパの良いもの」は好かれ、「コスパの悪いもの」は嫌われます。当然です。

しかし、そんな忌み嫌われている「コスパの悪いもの」でも光り輝く時があります。

それが「プレゼント」として贈るときです。

※コスパとは(コトバンクより引用)

コストパフォーマンス(cost performance)の略語。
費用対効果。支払った費用(コスト)と、それにより得られた能力(パフォーマンス)を比較したもので、低い費用で高い効果が得られれば「コスパが高い」と表現される。「費用」は金銭だけでなく時間・労力・精神的負担なども含まれ、「パフォーマンス」は、作業なら結果、工業製品なら性能、食べ物なら味、ファッションなら材質・デザイン性、人間関係なら他人から得られるものなど、様々なことに使われる。




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人は「自分では買わないもの」をもらうと嬉しい

人は自分では買わないものを貰うと嬉しいものです。

強調しておきたいのが、自分では買えない高価なもの、ではなく、自分でお金を出しても買えるけど自分では買わないもの という事です。

~私(SPオヤジ)の場合~
私はお酒が大好きです。独身時代は月~金ほぼ毎晩飲んでいましたし、休日家にいる日は昼から飲むこともありました。
今は身体の事を気遣って、飲むのは週末(金土日)くらいにして、平日はノンアルコールビールでやり過ごしています。


私はビールも好きですが、日本酒も好きです。

日本酒が好きといっても、そこまで詳しくはありませんし、そこまでのこだわりもありません。
普段飲んでいるのは、特別高くない日本酒です。

こちらは720mLボトルで2,000円しません。

高い日本酒、例えば「十四代」とかも飲みたいなぁとかは思いますが、自分で買う事はありません。

結構な値段のするお酒ですが、私は買えない訳ではありません。しかし自分では買いません。アルコールにかけてよいお金の許容量を超えているからです。
自分で買う事はありませんが、プレゼントでもらうとめちゃくちゃ喜びます。

それはそれは贈り主に最大級の感謝の気持ちをいだきます。

仮に、「十四代」の購入代金と同じだけの「商品券」をもらったとしたら、それはそれで喜びますが「十四代」をプレゼントしてもらった程は喜びません。そして、その商品券で「十四代」を購入することもないでしょう。


言うなれば「コスパ」の悪いもの

「十四代」をコスパが悪いと言っているようで、自分でも不満なのですが・・。

・酔うだけなら1本980円のワインでも十分です。しかし、1本8,000円のちょっと良いワインはコスパが悪いので喜ばれます。
・手を拭くだけなら100円のハンカチで十分です。しかし、2,000円のちょっと良いハンカチはコスパが悪いので喜ばれます。

はい。

相手が「欲しいと思っているけど、自分では買わない ちょっと良いもの」(⇒悪意を持って言えば、コスパの悪いもの)を贈ると、非常に喜ばれます。




コスパの悪い贈り物は、とってもコスパが良い?

繰り返しになりますが、プレゼントには(ある意味で)コスパの悪いものが喜ばれます。

※コスパの悪いものを贈る時の注意点
家族だけは例外です。家族に(特に奥さまに)「コスパの悪いもの」を贈ると、喜ばれない場合があります。
「なんでこんな高い物買ってきたの!」とか
「お前買い物下手やなぁ!」とか(汗)。
家計を同一にしない方への贈り物であればコスパが悪いもののほうが喜ばれるということです(汗)。

 

と、書いてきたものの、私も昔からプレゼント選びは苦手です。

お正月には「お年賀」という名のプレゼントを選び、2月に義理チョコなんかをもらってしまった日には、3月にホワイトデーのお返しはどうしようと悩まされ、仕事では得意先のその人の好みにあったプレゼントを選び、子どもの誕生日、妻の誕生日、クリスマス、そしてまた正月がやって来る。

私はこれらの全てで「コスパの悪いもの」を贈っているわけでもないですし、毎年全ケースで「大いに喜ばれた」わけでもないです。

当記事も先日本で読んだ内容の受け売りです。

しかし、自分の数少ないプレゼントの経験を振り返っても「コスパの悪いもの」がハマって喜ばれた経験は何回もあります。

そして「コスパの悪い贈り物」がハマると、大きな見返りが得られますので「コスパの悪い贈り物」は実はとてもコスパが良いのです。

「コスパの悪い贈り物」は実はとてもコスパが良いのです

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