暗号通貨は世界を変える。『お金2.0』を読んで素直にそう感じた

お金の勉強

ハァ・・・(*´Д`) アンタも仮想通貨に手を出したんかいな。
と勘違いされたくはないので、先に3点明言しておきます。

・暗号通貨の売買差益を狙うこと(投機)を推奨する記事ではありません。
・私は暗号通貨投機は行っていません。
・「S&P500積立投資」が自分に最適という思いに変わりはありません。

(ネット上で別に誰に何と思われても良いのですが、私はS&P500インデックス投資のみで資産形成をする投資家なので、そこだけはブレたと思われると困ります。このブログの存在価値がなくなってしまうからです。)

 

Contents

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書籍『お金2.0』ってどんな内容?

引用 (アマゾンの内容紹介から)

〈資本主義を革命的に書き換える「お金2.0」とは何か〉
2.0のサービスは、概念そのものを作り出そうとするものが多いので、既存の金融知識が豊富な人ほど理解に苦しみます。あまりにも既存社会の常識とは違うので「今の経済」のメインストリームにいる人たちにとっては懐疑や不安の対象になりやすいといった特徴もあります。そして、それこそが全く新しいパラダイムであることの証でもあります。本書ではまずお金や経済の仕組みから、テクノロジーの進化によって生まれた「新しい経済」のカタチ、最後に私たちの生活がいかに変わるか、の順番に解体していきます。

いきなり頭の中「???」ですよね。

この説明も「???」ですし、本を1回目読み終わったときも「???」でした。

「は?意味わからん。難しい本や」が私の最初の感想です。

私も頑張って複数回読んでようやく少し理解できました。

この本のアマゾンのレビューを見てもらうとよく分かるのですが、「説明が表面的過ぎる」「わかりにくい」「空想がひどい」「文章が下手過ぎる」等の酷評もたくさんあがっています。

私の感想です。
・表面的に理解するのですら、読み手の努力が要ります。(聞きなれない単語が多く出てくる)
・分かり易い内容ではありません。(1回目で理解できるのは予備知識がある人だけでしょう)
・未来の可能性を書いている本なので、それはそれは空想だらけです。
・読みやすい文章ではありません。(筆者は作家さんではないので、そこを言ってやるなよ・・・。)
が、
・すこし理解できるとおもしろい
・そうなったら世界は大きく変わるな。と思える。

全体の要約なんて、私にはとても無理なので、私が「おもしろいな」「世界は変わるな」と思った部分だけ紹介しますね。(お金2.0以外の本で読んだ内容も盛り込んでいます。)

モノがネットにつながる「IOT」のこれから

・IOT(アイ・オー・ティー「Internet Of Things」)とは
大雑把に言うと
「モノがどんどんインターネットに繋がってゆくと便利になるよね」
っていうのがIOTです。

簡単な例を挙げると
・外出先からスマホでエアコンのスイッチをオンにできれば、帰宅した時には快適な室温になってて便利。
これはもう実現しています。こういうのが「IOT」です。

こうやってエアコンがネットに繋がったように、冷蔵庫も、電子レンジも、食洗機も、掃除機も、車も、椅子も、ボールペンさえもネットに繋がってゆきます。

次に、ネットでつながったモノ同士が情報交換をし始めます。今、冷蔵庫の中にあるコレとコレを組み合わせて、電子レンジで温めるだけで、この料理が作れるよ。とAIがアドバイスしてくれるようになります。

次に、冷蔵庫と電子レンジの境目はなくなります。「普段は冷やしておいてくれて、食べたくなった時に温めて出してくれる家電の誕生です。」

次に「その家電」が自動的に商品を購入しておいてくれるようになります。その時に便利なのが、法定通貨(日本円や米ドル)ではなく、暗号通貨なんです。

お金もネットに繋がる

今の日本円や米ドルも「ネット銀行」での「スマホ決済」等が出来るので既にお金はネットに繋がっていると言えば繋がっています。しかし、この形のままでは国境を飛び越えるのが不便過ぎたり、決済のスピードやAIどうしの取引スピードについてこられないので、ついてこられる形「暗号通貨」が取引の主流になります。

このようIOTやAIの進歩に伴い、暗号通貨(という概念)はこれからなくてはならない存在になります。

故に「暗号通貨(という概念)は世界を変える」と、この本を読んで素直にそう感じました。

(※私は暗号通貨という概念やトークンエコノミーといった概念に将来性を感じました。が、それは現在の暗号通貨の代表であるビットコインやイーサリアムに将来性を感じる というのとはまた別の話です。)

ここからは本の内容ではなく、投資家「SPオヤジ」としての考え(妄想多め)です。

法定通貨は暗号通貨等にとって変わられ、その価値は下がるだろう。しかし、我々は株で資産を持っておけば良いだけ

将来、法定通貨はあまり使われなくなりますが株式投資は続けていて大丈夫です。なぜなら、前述のようなAIや家電が自由に取引をしている世界でも、そのAIの生産者・販売者・所有者は株式会社であり。AIが稼いだお金(暗号通貨)は株式会社のものとなり、その利益は株主に株価or配当で還元されるからです。

簡単に言うと

現在 株→法定通貨に換金→好きなモノを買う
が、
未来 株→暗号通貨に換金→好きなモノを買う

に変わるだけです。

まとめ

今までどおり、我々は株式投資を続けていけば良いです。少なくとも私はそうします。

もし、この記事を読んで『お金2.0』を読んでみようかなと思う方がおられましたら、堀江さんの『多動力』を先に読むと『お金2.0』単独よりは理解しやすいかと思います。

『多動力』は非常に読みやすくておすすめです。
『お金2.0』は読みにくくておすすめできません。が、頑張って何回も読むと少しおもしろくなります。もっと言うと、3章からが面白いのですが、3章から読むと予備知識がないと知らないワードが多すぎて読めません。1章2章を読めば予備知識は入るのですが、1章2章は読みにくいです。

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