WealthNaviの無料診断を受けてみました。それによると、私のリスク許容度は5。
リスクを一番許容できる(リスク許容度が高い)と診断されました。
そして株式比率82%もの攻めたポートフォリオをおすすめされました。
S&P500(米国株インデックス)に集中投資する人間(SPオヤジ)が、WealthNaviの無料診断を受けてみた際の率直な個人的感想を書きました。
Contents
質問内容-6つの質問
無料診断サイトへ行くとまずは「6つ」質問されます。
・年齢を聞かれる
・年収を聞かれる
・金融資産を聞かれる
・毎月の積立額を聞かれる⇒5万円を選択しました。
・資産運用の目的を聞かれる
・株価が1ヶ月で20%下落したらどう行動するか聞かれる
このたった6つの質問に答えたところ、リスク許容度と、ポートフォリオをオススメしてくれました。
いや~、たった6つの質問で私に最適なポートフォリオを出してくれるなんて、最近のAI技術はすごいですね。(- -)
リスク許容度を測る質問なんて実質最後の2問だけなのに、そんな2問だけで、リスク許容度を断定してくれるのも、すごい技術です。(+_+)
おすすめされたポートフォリオ
おすすめされたポートフォリオは下記のとおりです。
資産クラス | 割合 |
---|---|
VTI(米国株) | 33.7% |
VEA(日欧株) | 33.8% |
VWO(新興国株) | 14.5% |
AGG(米国債券) | 5.0% |
GLD(金) | 8.0% |
IYR(不動産) | 5.0% |
はい。株式比率82%とかなり攻めたポートフォリオをおすすめしてくれました。
(´Д`)
私は、自分のリスク許容度はそんなに高くないと思っていて、株式比率は『100ー年齢』を超えないようにしようと考えています。
私は今年36歳になるので、株式比率は64%(100-36=64)が良いと考えています。
※直近の運用状況確認時点では、私の株式比率は53%でした。
しかし、最新のAI様の診断によると私の株式比率はもっと高いほうが良いらしいです。(- -;)
投資シミュレーション
そして、毎月5万円積立投資したとして、どのような結果になる可能性が高いのかシミュレーションも出してくれました。
2,300万円の投資額が、70%の確率で4,493万円以上になります
※運用手数料を引いて計算されています。
表示されたシミュレーションのグラフ(諸事情により画像は借りてきていません)は、横軸が30年になっています。
初期投資で500万円をいっぺんに投資したあと、毎月5万円を30年間 積立投資したシミュレーションになっていました。
このシミュレーションによると、2,300万円の投資額が、70%の確率で4,493万円以上になるらしいです。
これは無料診断結果画面をよ~く見てようやくわかりました。
特に初期投資の500万円なんて、6つの質問の時には一切尋ねられていないので、診断画面をよ~く見ないとわかりませんでした。
無料診断画面をよ~く見て見つけたもの
他にも、無料診断画面をよ~く見て1つ見つけました。
※運用手数料を引いて計算されています。
この「薄い色」で、「小さい文字」で書かれている1文を見つけました。
拡大します。
※運用手数料を引いて計算されています。
(;´Д`)
手数料のページにて、運用手数料を確認すると、
運用手数料は3000万円未満の場合、「シンプルでフェアな手数料1%」と書いてあります。
シンプルでフェアな手数料1%というのは、
100万円運用してもらって、年間1万円支払う。
1000万円運用してもらって、年間10万円支払う。
3000万円運用してもらって、年間30万円支払うという事です。
確かにシンプルでフェアですが、とても高いですね。
(;´Д`)
はい。そして「※運用手数料を引いて計算されています。」とは、WealthNaviを使うことで、手数料分パフォーマンスは悪くなっているという事。
詳しくは後述しますが、自分でこのポートフォリオを組めば運用手数料は0.113%程になります。
つまり、WealthNaviを使う事でパフォーマンスは0.887%も悪くなっているという事です。
(1%-0.113%)
【関連記事】年利や手数料というのは1%未満の違いでも長期の投資では結果が大きく異なります。
ちなみに私が購入しているS&P500ETF(VOO)の運用手数料(経費率)は0.04%です。
100万円運用してもらって、年間400円です。
1000万円運用してもらって、年間4000円です。
3000万円運用してもらって、年間1万2000円です。
※ただし、VOO(S&P500ETF)は買付手数料がSBI証券の場合5~20ドルかかります。シンプルでフェアな手数料ではありませんが、安い手数料です。
「運用手数料1%」というのは、私は非常に高く感じます。
最後に
WealthNaviが運用商品としている、各商品の経費率(運用手数料)も確認しました。
資産クラス | 割合 | 経費率 |
---|---|---|
VTI(米国株) | 33.7% | 0.04% |
VEA(日欧株) | 33.8% | 0.07% |
VWO(新興国株) | 14.5% | 0.14% |
AGG(米国債券) | 5.0% | 0.04% |
GLD(金) | 8.0% | 0.40% |
IYR(不動産) | 5.0% | 0.43% |
これらの商品自体はどれも良い投資商品だと思います
これは皮肉抜きでそう思います。
このポートフォリオを自分で組んだ場合の経費率(運用手数料)を計算すると、約0.113%でした。
ウェルスナビに任せると、1%です。
はい。
投資の知識なんてつけたくない。
お金の勉強なんてしたくない。
自分のお金をAIに任せたい。
手数料が高くても構わない。
という人は、WealthNaviでも構わないのではないでしょうか。
私は、そうではないのでWealthNaviは使いませんし、手数料が高いので個人的にはおすすめしません。
⇩いつも応援ありがとうございます。
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